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座編みの練習1 | FURUSU-古巣家具
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座編みの練習1

仕事を初めて間もない頃のこと。

シートニッティング
椅子を作るには座編みのマスターが必要不可欠だと、椅子を作っていない
頃から必要性を感じていました。

海外の本を読んで試しても、これでいいのか満足できない。
そこで熊本で家具工房をさている方にお願いして、座編みを教えてもらいに行きました。
山奥にあった工房には、ウィンザーチェアーや北欧風のチェアーの立派な作品が展示してあり、
実際触れて見ることができ、完成度の高さに感動した事を今でも覚えています。
熊本まで長い道のりでしたが、思い切って来たかいがありました。

座編みは大きく分けて二種類あり、縦と横の平織りタイプと北欧の有名な椅子Yチェアのような
斜めに編むタイプとあります。限られた時間でしたが両方教わることができました。
「コツさえ掴めば簡単だよ」と言われたとうり、編み方自体はすぐ覚えることができるけど、
きれいに編む事は難しく、練習して体で覚え必要があります。
さっそく地元に帰ってフレームを作り練習開始。
編んでは解きを繰り返して、微妙なペーパーコードの力加減や隙間の寄せ方など
少しずつマスターしていきました。その後は実際座って耐久性をチェック。
椅子は人に近い家具、座り心地を良くするためにも練習あるのみ!