木製サーフボード 後編
(続)ウッドボード作ってみました、いよいよラミネート。ここからは、専門の方に頼んで板をラミネートしてもらいました。
ガラスクロスを特殊な樹脂で馴染ませて、板を補強していきます。
ウッドボードらしく仕上げたいと、色々とこだわってくれました。
取り外しができるフィンにしよう思っていたけど、
固定のシングルフィンが良いとアドバイスしてくれ、フィン自体も木製の物を譲ってくれました。
足に巻くリーシュを板に付けるためのリーシュキャップというパーツ。
埋め込む予定だったけど、その方のアイディアでガラスクロス事態にリーシュを固定出来るようにしてもらいました。
おかげで、パーツの埋め込み穴を作らずシンプルなボードに完成しました。
ウッドボードをラミネートするのは初めてで苦戦した工程もあったそうです。
特に、杉のテール部分はなぜか綺麗に仕上がらず大変だったみたいです。
お手数をおかけしました。
さて、最後に空洞型ウッドボードにしないといけい工程が残ってます。
エアー抜き用の穴開け、できれば穴を空けることはしたくなかったのだけど。
ウッドボードを作られている方の意見を聞くと、
中の空気が気温によって膨張して
破損する恐れがあるので、必ず空けているとのことでした。
ここまで作って、壊れるのは嫌だ、空けるぞ。
空けた途端、板の中からエアーが抜ける音が「ボワッ」。
エアーが膨張していたのかも、空けて良かった。
空けた個所にオニメナットを打ち込んで、サーフィン中はネジで閉じて
使うようにします。
一応完成。
とにかく海に出して、浮くかどうか見てみよう。
波が無いけど、試乗してみました。
浮力があまりない、でも浮かぶことは浮かぶ。
僕は無理だけど上手い人なら乗れるかも、なんだか期待ができそう。
次回、波がある日にトライすることにして、
今回は息子に試乗してもらいました。