Get Social With Us
机の話 | FURUSU-古巣家具
113
archive,category,category-113,ajax_fade,page_not_loaded,,vertical_menu_enabled,vertical_menu_transparency,vertical_menu_transparency_on,select-theme-ver-3.6,wpb-js-composer js-comp-ver-5.1.1,vc_responsive

赤白テーブル

建具用に挽いた柾目材で作ったので,できるだけシンプルに作りました。 縁あった岡山で働くことになった中国人の若い夫婦。 アパート暮らしをやめ、マンションを買った期にテーブルを作ってほしいと注文してくれました。 日本らしいテーブルを希望で、杉の柾目にうずくり仕上げのテーブルにすることに。 やわらかい材質の杉をテーブルに選ぶだけでも、珍しのに、 ブラッシングして木の目を浮き立たせるうずくり加工をしていいの? と説明しましたが 是非とのことでした。       うずくりの準備ができても、 すぐにスイッチが押せず、 もう一度電話で確認して、 ファイナルアンサー?と聞ききましたが答えYES。 では思い切ってと加工しました。   木目の柔らかい部分(春目)と 堅い部分(秋目)の木目を浮き立ったことで   紅白でインパクトがあるテーブルができました。 肌触りは、うずくりで加工なので木目の凸凹をが気持ちがいい。 ひょっとしたら中国にもって帰るかもしれなと言うので、天板と脚は外れるようにしてます。 ...

Read More

天板の鉋加工

一枚板のダイニングテーブルの注文で、 鉋仕事の一日だった。 思ったほど反ってなかったので、早めに平にできるだろうと思ってたけど、 甘かった。サイズが、950x2200あるので、 少しの反りでも表裏を平らにするには、かなりの労力が必要。 削る前の天板。 作業初めて90分過ぎ、木目に対して垂直方向で鉋を走らせ徐々に平らにしていく。 耳といわれる側面に、大き凹み。手に触れると危ないのでできるだけ自然な形で削っていく。 丸みについた丸のみで少しずつ。 3時間すぎてようやく表面の加工が一段落。 もう握力が弱くなってきている。あとは裏返して裏面を平らにしないと。 明日はきっと体中が筋肉痛だな。...

Read More

丸のワークテーブル

ワークショップの時に使う丸いテーブル。 用途は、作業をしたり、ご飯食べたり、くつろいだりと多目的用あので丸の天板に。 限られた時間の中で、予算もかけられない。 材は、杉の足場板にして、デザインはイタリアのプロダクトデザイナーの エンッォ・マーリィ(Enzo Mari)が手掛けたような形にした。 理由は早く作れそうだったから。 通常はホゾで組む作りだが、今回は接着剤とビスで貼っていく作り。 慣れてないので、思ってたよりは時間がかかった。 足材は、30mmx60mmと規格化してみた。 機械的というか、直線的というか。 全部で4脚つくって、これからどんどん使っていこう。 ...

Read More

カウンターチェアー

いつもお世話になっている方からの依頼で、 今回はカウンターチェアーです。 古民家を改装した喫茶スペースで、セミナーやシンポジウムなどイベントが 定期的に開催される場所で、使いたいとのことでした。 これまでは、セミナーの時は同じ高さの椅子を使用していたため、前で話する人の顔が見ずらかったそうです。 すでに、いくつかオリジナル家具を納品しているので、どんな物がよいのかはイメージしやすかったです。 デザインは直線的にして、材種を分けて作ることにしました。 材種:山桜 材種:銀杏 その他:杉:桧:ナラ 座面と背もたれの留め加工 同じで残でも、材種が異なるのでそれぞれに個性がでます。 重量や質感、木目など木の特性がでて椅子になりました。...

Read More

斗組テーブル オフィス用

オリジナルデザインのテーブルが完成です。 ここまでの道のりは長かった、参考書を買ってしらべたり、封印されてた鉋を使ったりして、 いい経験を与えてくれた作品になりました。 テーブルトップはW2400xD1200の強化ガラス6mmのとっても大きなサイズ。 上から見たときに垂木となる 部材が綺麗に見えるように、加工に力が入りました。 正面から見れば、伝統建築様式を使ったデザインというのが良くわかります。 四隅と中心部は斗供が組み合わさった造りで、重たい天板をしっかり支え脚え伝える構造になってます。 今回作ってみて、構造がしっかりと考えられて作りだと改めて実感しました。 やはり昔の人の創意工夫はすごい。...

Read More

樫のビックテーブル

納屋に眠る材木で、テーブルを作ってもらいたいという依頼。 タモと聞いて行ったら、材がすごく重い。 よく見ると、重たくて硬い樫の木。 芯持ち材で、割れもひどく以前何かに使われいたようで貫通穴がそこかしこにある。 これで本当にテーブルを?ときくと、 祖父が所有していたもので、思い出もこめてテーブルにしたいと。 サイズは長さが2200で幅が900と大きく、作るのにとても難儀しました。 完成を喜んでくれたのですが、半年ほどたって材に反りが出てしまったため、 修理しました。どうやら重たい材のため補強材がもたないうえ、枚ストーブがそばにあったのが原因のようです。 画像は修復後のものです。 頑丈に作り直し、反りが起きないようにしました。...

Read More

杉の長いローテーブル

新築の家に建具を収め後に、すぐにローテーブルの製作依頼がありました。 家に合うサイズがどこにもないので、作ってほしいとのことでした。 設計士の方と打ち合わせをして、どんな仕上がりにするか決めていきました。 材は杉で、共木を2枚張り合わせて天板にしました。 軽い木なので、あまりテーブルに向いているとは言えませんが、 動かしやすい物が望ましいとのことで、3mの長さでも軽々移動がでます。 赤身と白太の配分に苦労しましたが、いい感じに収まりました。 納品時に、そのテーブルでコーヒーを抱きました。 製作したテーブルで及ばれできるとは、おいしかったです。 ご注文ありがとうございました。...

Read More

カクザイテーブル

新しく作ったソファー用のガラスローテーブル。 1寸角の桧と強化ガラスで構成したデザインです。 木工技術を活かして、できるだけシンプルな形に。 ガラスを支えるフレームと、脚。 それを45°で組み、筋交いの役目の補強材を加えて、 正三角形を一つの脚に3つ作る。 三方留めは見た目が良く、職人の加工技術の腕が垣間見れるが、 これだけだと、味気ない形になり、強度も弱いまま。 そこで上から見ても、横から見ても同じサイズの三角形を作ることで、 見た目を楽しくして、強度も上げることができる。 製作前に悩んだのが、三角形を増やすか、減すか? デザイン前にシュミレーション 少ない補強材バージョン 補強材を増やしたバージョン 頭で悩んでいては答がでない、実際に形にしてみてイメージを具体的に。 補強材は最小限でいこう。 三方留め内部構造はこんな感じ       形はシンプルでもできるまではそうもいかない。 悩んだだけ、良い物作りができると思うなぁ。 三方留めの構造...

Read More

銀杏のテーブル

銀杏の木で大きなダイニングテーブルの注文です。 お世話になっている大工さんからの依頼で、 大家族用のダイニングテーブを制作しました。 材は、3年前に丸太のまま買った銀杏の木です。 節がありますが、その方が木の質感を楽しめると、銀杏の木に決定。 ブログにもその時の事を書きましたが、充分乾燥していて いつでも準備OKの材です。 デザインは、お任せで引出しをつけてほしいとのことでした。 サイズは指定で、大家族一同が一緒に食事ができるように テーブルの長さは2300mmあります。                 大きな丸太だったので、天板は2本の材を剥ぎました。                 引出しは、目立たないように幕板という天板すぐ下の 補強材に同化するようにしています。               隠れ引出し。                 組立が終わったところ、この後塗装して完成。 今回は着色希望なので、塗装屋さんが塗装して仕上げてくれます。 喜んで使ってくれるかな、家族皆が使ってるところ、想像するとうれしくなってきます。 この度はご注文ありがとうございました。    ...

Read More

祖父母のダイニングテーブル

祖父母のためのダイニングテーブル。どんなもんでもいいから作ってもらえんかなと注文を頂きました。 長い事こと二人暮らしの祖父母。 年に何度かは、子供や孫が集まって賑やかになる。 日々に必要なサイズは、小さめで充分と思うけど、人が集まったとき用に 大きめのダイニングテーブルを作る事に。 デザインはもちろんお任せで、簡単にできるものでいいからと何度も言われました。 本心は、安い既成品のテーブルでもいいのに、孫の私のためにわざわざ注文をくれた事がまる分かり、 そんな有難い注文を簡単な物でいいわけがなく、祖父母や親戚が喜ぶ物にしようと考えました。                       天板は、タモの板を剥いで四方を縁留めしています。 脚本には、少し個性を持たせて、天板と脚を浮かせたデザインにしています。 軽い感じのダイニングテーブルになりました。                   納品時に、「次回親戚の集まったときに自慢するわ」と喜んでくれました。 ※家の中での撮影がNGだったので、外での撮影です。...

Read More