あんこ研究所の店舗工事
あん研究所のアンパン屋さんの店舗工事。 建具と家具の製作です。 弟が長らく計画してきた店舗で、デザインはお任せでした。 古民家を一部改修した、あんぱんがメインの店ということで和のイメージで 自由に発想してデザインを練っていきました。 まず、顔となる入口の面は、既存の壁とサッシを全て取っ払ってもらいました。 下塗りで壁を塗ってもらい、庇を作りました。できるだけ目立たないようにシンプルにして、暖簾が掛けれるようにしました。 そして、玄関戸とFIX戸を取り付けます。店舗の中が良く見えるように透明ガラスを広くしました。 引違の勝手口。面を大きくとって立体感のある建具。材は杉。 外部は雨によくあたる場所なので枠と一緒に着色しました。 家具はカウンターと棚キャビネットのオーダー。 店の中があまりにシンプルになりすぎても、、、どうなのかな?せっかく店に来てくれるのだから何かワクワクするような、、、 と思ったので目をひくようなカンターにしようと考えました。 杉皮葺きからヒントを得て、杉を重ね貼りしていきました。 同じ色が並ばないように、ランダム感がでるように、貼る作業は単純なようで単純でない。 天板は、イチョウの木。長らく工場に置いていたので反りが大きくでていました。 まずは、天板のレベルを出すことに。YOUTUBEを参考に、ルーターを使って加工してました。 治具も簡単にできるし、意外と楽にレベルがだせた。その後はいつも通りのカンナ仕上げ。 少しインペクトがある仕上がりになってくれた。空間が寂しのでこのくらい派手でもいいと思う。 横一面のカウンターだけど、左が一部動くスタイル。もしもの時に、お客側に行けるようにとリクエストがあったので、キャスターを付けてワゴンカウンターに。 棚キャビネットは、カウンターと同じく杉で製作。 調理場からやきたてのパンを直ぐに棚に置けるように、棚にあったスノコ付きにしてみました。 おしいあんが売りの祝寿庵。始めは予約制のようです。 黒あん以外に白あんのアンパンもあります。 詳しくはインスタで。 https://www.instagram.com/shukujuan/...