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オリジナル作品の話 | FURUSU-古巣家具
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ラフな作業机

設計士の方から、作業机の依頼がありました。 今使っている作業机が手狭になってしまい、大きめのサイズの机が欲しいとのことでした。 価格はできるだけ抑えて、指定のサイズなら見た目はこだわらない、 できるだけラフな感じがいいというオーダーでしたが・・・ ラフな感じってどんな感じ? 考えながら倉庫歩いていると、ホウの木の丸太と目が合いました。 長さもちょうど4分割できるながさだ。これで決定。 天板はポリ板を貼ったフラシュ。 脚にインパクトがある作業机ができました。 ラフなテーブルってこんな感じでしょうか。 ...

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黒の流し台

展示ルームの水栓工事。 新型コロナの感染予防のため、利用者の洗面台を作りました。 計画では、展示用のキッチンを設置する予定だったけどすいぶんと押してしまって、 未だいつできるか分からない。でも早急にワークショップとして使う方用の手洗い場が必要だ。 とりあえずの仮の手洗い台を作って設置することにした。 いつかは分解するので、手っ取り早くできるデザインにした。 シンクと水栓は黒に決まっていたので、フレームも黒い木のウェンジにしてみた。 デザインは青と赤の椅子で有名なリートフェルトの作りを手本にしてみた。 直線的なデザインで、建具屋にとっては親近感あるデザイン、それにシンプルな作りなので早くできると思って。 シンクの隣には湯沸かし器がおける台も設置。 さて、本命のキッチンはいつできるのでしょうか? ...

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丸のワークテーブル

ワークショップの時に使う丸いテーブル。 用途は、作業をしたり、ご飯食べたり、くつろいだりと多目的用あので丸の天板に。 限られた時間の中で、予算もかけられない。 材は、杉の足場板にして、デザインはイタリアのプロダクトデザイナーの エンッォ・マーリィ(Enzo Mari)が手掛けたような形にした。 理由は早く作れそうだったから。 通常はホゾで組む作りだが、今回は接着剤とビスで貼っていく作り。 慣れてないので、思ってたよりは時間がかかった。 足材は、30mmx60mmと規格化してみた。 機械的というか、直線的というか。 全部で4脚つくって、これからどんどん使っていこう。 ...

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チャイニーズチェアーのオマージュ

いつもお世話になっている方からダイニングチェアーの注文を頂きました。 作るのが難しくて、完成までだいぶお待たせしてしまいました。 というのも、デザインと設計はできても技術的にちゃんと形になるか分からなかったから、 お待たせすることを条件にお受けました。 お客さんがチャイニーズテェアーのフォルムがお気に入りだということで、 そのオマージュ的な椅子をデザインしたのですが、 笠木の曲げ木や脚の削り出しが思ったようにできるか検証がまず必要でした。 冶具を作ってはパーツごとに試験して、徐々に形になりました。 しかし、最初に完成したの物は、デザイン重視で座り心地が悪く、納得できる代物ではなかった。 もう一度、設計をやり直して再挑戦。 そうこうしているうちに、注文をいただいてから1年が経過していまいました。 いやー、椅子造りは難しい、建具や箱物家具とは作り方がまったく違う。 完成できてほっとしています。 ...

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斗組テーブル オフィス用

オリジナルデザインのテーブルが完成です。 ここまでの道のりは長かった、参考書を買ってしらべたり、封印されてた鉋を使ったりして、 いい経験を与えてくれた作品になりました。 テーブルトップはW2400xD1200の強化ガラス6mmのとっても大きなサイズ。 上から見たときに垂木となる 部材が綺麗に見えるように、加工に力が入りました。 正面から見れば、伝統建築様式を使ったデザインというのが良くわかります。 四隅と中心部は斗供が組み合わさった造りで、重たい天板をしっかり支え脚え伝える構造になってます。 今回作ってみて、構造がしっかりと考えられて作りだと改めて実感しました。 やはり昔の人の創意工夫はすごい。...

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斗組テーブルができるまで

ITベンチャー企業のオフィスで使うテーブルの依頼を受けました。 初めは、無垢の板を天板にしたテーブルを作って欲しいとのことでしたが、 依頼サイズが2400mmX1200mmとデカい。 そのサイズだと部屋が木で埋まってしまうよな感じになり、圧迫感が出すぎるのでは? まず、保留にしてこちらの案を出すのでそれから吟味しましょうと伝えました。 オーナーが日本大好きなアメリカ人で、仕事の会議に使いうテーブルということで、 社寺建築などに使われる斗組という伝統建築技法を使ったスタイルにして、 天板をガラスにすることで大きなテーブルの圧迫感が無いようにしようと 提案したら、すぐに承諾してもらえました。 先ずは、見せ場になる斗とい部材を作っていきます、大きいものや小さいもの全部で44個。 次に斗を支える肘垂木という部材、部材を作って3枚を一つに組めるよに加工です。 ようやく脚、鉋で少しずつ丸に削っていきます。 そして組み立て。 とにかく部材が多いいデザイン。使う場所によって微妙に形がサイズが違うから間違えないように 番号をうって組んでいきます。 続きは次回のブログで。...

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ダイニングチェアー制作中

以前、キッチンとダイニングテーブルの注文を頂いた方から ダイニングチェアーの制作依頼がありました。 とは言っても話を頂いたのは半年も前。 ありがたいお話、でも椅子はデザインから製作まで時間がかかる代物。 しばらく待っていただけるか相談すると、快く承諾してくれました。 建具の仕事が一段落した時に、少しづつ作って行けば3~4カ月ぐらいでできるかなと思っていたのが 甘かった。製作できる時間がなかなかできない。待ってくれるのをいいことに どんどん後になってしまった。ようやく9月になって制作開始。 随分とお待たせして申し訳ないです。 あと、もう少しだけ待ってください。 こだわりたい点がいくつかでできました。 喜んでいただける椅子にします。...

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ヘリンボーンの引違戸

前回に続いて、実家改装の時に作った建具です。 収納引き違いの板戸をどうすればよいかで、少し考えました。 一般的なのは突板やポリ板という柄がついたベニヤを貼り合わせたフラッシュ構造の建具です。 壁に合う白色の建具にしてもいいかなと思いましたが、 我が家なので、すこし思い切ってみようと、これまでしたことの無いデザインにしました。 ヘリンボーンは開きにした魚の骨に似た柄のことで、これを建具に使ってみようと。 タモの材を3mm厚に挽きこれを左右交互に建具の下地に貼っていきます。 木目の風合いが出ていい感じにできました。...

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オリジナル洗面台

自分の家の改装時に作った洗面台。 洗面台と言ってもタオルや下着、洗剤などの収納できるようにデザインしました。 材は楢で、突起となる取っ手は極力なくして見た目をシンプルに、空間に溶け込むようにしました。 こだわった点は、鏡台も統一したデザインなんるようにしています。 なので、鏡も楢の枠にして両端には小物がおけるよにしました。 こういう家具はデザインよりも設計が難しくて、 どこにどれだけの物を置くかちゃんと把握しておかなければ後で、使い勝手に関わっていきます。 今現状で使っているのに、今後増える物減るものなど書き出して、それを 自分だけでなく、嫁さんや子供たちもどの場所に置けば使いやすいか?を検討します。...

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