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椅子の話 | FURUSU-古巣家具
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チャーチェアーのダイニングセット

ダイニングテーブルとダイニングチェアーのセット。 住まいを新しくする方からの依頼です。 色々な物を収納できるスペースを多めにほしいと、テーブルには引き出しを付けて、 椅子はチャーチチェアーのように、背面に本などを置きけるスペースの設けています。 オーダーメイドの椅子は久々の注文、以前製作した椅子などを比較しながらサイズとデザインを決めていきました。 デザインはできるだけシンプルなものが好みということで、 ノーマルな形と木の質感を意識してます。 材は、テーブルも椅子もタモを使用。 天板は1枚板で希望のサイズがなく、2枚の板をハギ合わせにしています。 目立った個性があるわけでない形、シンプルな椅子に仕上げました。 背面の収納スペース。 A4サイズが横にしても入るサイズ。 テーブルの引き出し。全部で6つ。ノートパソコンが収納できるサイズにというオーダーでした。 座面をお尻のくぼみに合わせて形ずくる加工、 NCという機械があればものの5分で完成する加工を、うちでは手道具で地道に作っていきます。 先ずは丸のみで荒堀り 次に反りカンナで少しずつ整えます。 どれでか早くしても2時間半はかかる。 NC欲しいと思いながら、高いしあまり使わないしと自分に言い聞かせながら作ってました。...

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スタッキングチェアー

展示室でのイベントで使うのスタッキングチェアー。 座面は、テーブルに合わせて丸型のデザインにしてみた。 一度に、何人の人がくるのか今後のイベント次第、 あまり来ないかな?思った以上に来たらどうしよう、なんて思ってたら いくつ作ればいいのかで迷ってしまった。 とりあえず、集客数10+スタッフ2で12客作ることに。 材は、テーブルに合わせて杉にしようか迷ったけど、 強度を重視してオークに決定。 一度い5脚ほどしかスタッキングできないけど、 これなら、使用してないときに場所取らない。 早速、日本人形を作る会で使ってもらった。参加者は5人、 さて、12脚が同時に必要なる日が来るだろうか。...

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甘味屋のベンチ

以前、外装を手掛けた甘味屋さんからの依頼です。 お客さんが、ゆっくり座って食べるためのベンチを4脚、できるだけ軽くて和風がいいとのことでした。 そこで、材は軽い杉でを使うことに。 赤身と白身が混ざることで、和風にもなります。 4脚とも同じデザインでは面白くないので、座面の造りを変えてみました。 座面の材の配置を長手と短手と分けて作りました。デザインが2タイプに分かれて見栄えも楽しくなります。 多いい時には、行列ができることもあるようです。 どうぞごゆっくりベンチを使ってください。 注文ありがとうございあました。 ...

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チャイニーズチェアーのオマージュ

いつもお世話になっている方からダイニングチェアーの注文を頂きました。 作るのが難しくて、完成までだいぶお待たせしてしまいました。 というのも、デザインと設計はできても技術的にちゃんと形になるか分からなかったから、 お待たせすることを条件にお受けました。 お客さんがチャイニーズテェアーのフォルムがお気に入りだということで、 そのオマージュ的な椅子をデザインしたのですが、 笠木の曲げ木や脚の削り出しが思ったようにできるか検証がまず必要でした。 冶具を作ってはパーツごとに試験して、徐々に形になりました。 しかし、最初に完成したの物は、デザイン重視で座り心地が悪く、納得できる代物ではなかった。 もう一度、設計をやり直して再挑戦。 そうこうしているうちに、注文をいただいてから1年が経過していまいました。 いやー、椅子造りは難しい、建具や箱物家具とは作り方がまったく違う。 完成できてほっとしています。 ...

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ツカチェアー

オリジナルのダイニングチェアー。 日本刀の緩やかな曲線をイメージしたデザインで、座面には 刀を持つ箇所の柄で使われている柄糸を編みこんでいます。 座編みは北欧家具で用いられるペーパーコードを使いますが、 他にも、合う素材があるのではと色々探したらこの柄糸と出会いました。 試しで使ってみたら、ちょうどよい張りで座りごごちもGOOD! 材を極力薄くして、無駄を省いたシンプルな椅子にしたく、設計しました。 日本刀をイメージしたといっても、尖がったデザインではリビングに合いません。 空間に馴染んで、使いう安さも重視しています。 材は楡(ニレ)で広葉樹の中では軽くて程よい硬さのある材を選択しました。 柄糸は1脚に約60mほど使っていますが柄糸は正絹なので、ペーパーコードと比べると、とても軽く感じます。 リビングでの掃除や、移動が楽にできるように、スタッキングも可能。 シンプルだけど機能的で細部にもこだわりを。 座網みは、1日作業。すこしずつ力を入れて頑丈に巻いていきます。 終わるころには、何も持てないほど握力がなくなってました。 製作後の感想は、やはり椅子は難しい。 座りごこちは、もちろん耐久性と機能性もかなえ備えていないと意味がないので、 それらを考慮しながらのデザインと設計には時間がかかりました。 製作段階でも、改善点がありようやく形になった椅子です。 次回は、このタイプのひじ掛け椅子を予定してるけど、いつになるかな? ...

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カクザイソファー

Furusuオリジナルソファー 国産材の杉バージョンと桧バージョンの2タイプあります。 肘掛以外は一寸(30.3x30.3mm)の角材で構成した、シンプルなデザイン。 このデザインの誕生のきっかけは、お客さんのオーダーソファーの案の一つで、 選ばれなかったデザインだったけど、いつか形にしたいと思っていて この度の新作で作ってみました。 なぜ、針葉樹?なのか。 Furusuブランドのこだわりで、和のテイストの物作りを意識しています。 デザイン事態はシンプルだけど、素材を国産の白木で作ることで、 和風のテイストを出し、和モダンな空間にも合うようにと考えました。 組み方を考えて、ホゾやクデをそえぞれ加工。 シンプルに見えて、作りは意外と複雑。 針葉樹は広葉樹に比べて軽い、でもその半面柔らかく傷がつきやすい。 そこで、一番よく触れる箇所のひじ掛けには、浮作りというブラッシング加工して、あえて木目を浮かして傷をつきにくくしました。 組み作業、材が同じサイズなので、組み方を間違えないように。 ウェービングテープというソファーようのクッションテープを使わなく 木取りで出た端材利用も兼ねて柔らかくしなる性質を活かして針葉樹をそのまま座面下のクションにしています。 ざらざら感がいい肌触り。 組みつけ作業後は、仕上げの鉋かけ。 クッションは最高ランクのスエード調人口皮革を使用。 肌触りが柔らかく、軽くて強い三層構造で水にも強い。 決め手になったのが、製造工程において環境に悪影響を及ぼす有機溶剤を使用していないこと、原料であるポリエステルはリサイクル糸を使用して環境に優し素材です。 思っていた以上に複雑な作りになってしまい、制作は意外と難しかった。 でも、長年思っていた案を形にできて良かった。 ...

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針葉樹のソファー

杉と桧のソファーを制作中。 オリジナルデザインで久々の新作です。 国産材にこだわって家具を作ってみようと、これまに無かった試みに挑戦中。 まずはソファーから、一人掛け用と三人掛けと作ることに。 材は、杉と桧の2タイプに分け、針葉樹でも椅子として強度が保てる デザインにしました。 制作にいたってこだわった点は、 ・場所を取らないほどよい大きさと形。 ・重たくないこと ・お掃除ロボが、下まで入って掃除できること ・針葉樹の特性が感じられること ・木取りででた廃材も利用すること などなどです。 木部のフレームは完成。 やっぱりデザインには時間がかかり過ぎたかな。 針葉樹で柔らかい素材なんで、それをどうすれば頑丈にでき 親しみのある形にできるのか制作中も苦悶しながらようやくできた。 全てホゾ組で、接合部は結構複雑。 椅子屋さんからクッションがもうすぐで届きます。 それから写真撮影して、宣伝ページを作って・・・ おっとその前に、テーブルも作らないと。 まだまだ先はながそう。...

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結婚式場のベンチ

美観地区内の結婚式場のベンチ制作。 倉敷で活躍されているデザイン事務所から、結婚式場のベンチの依頼がありました。 同じ現場で建具の制作もしていたので、この注文を頂いたときはとてもうれしかったです。 制作数が20脚もあり、予算の関係など照らし合わせながら、素材やデザインを決めていきました。 材はニヤトー、別名「南洋桜」と言われ日本桜に似た素材です。 気にしたことは、サイズ。 20脚のベンチが、限られたスペースに設置して、 窮屈な場所なくスムーズな同線で動けるかどうかは、正直不安でした。 何度も、現場に行って採寸して確かめたけど、やはり設置するまで心配でした。 ベンチのサイズは大きく大、中、小と別れていて置く場所によってサイズがバラバラです。 計画通りできて、何事もなく設置ができました。心配していた同線も充分なスペースが確保できてます。 数日後には、初めての式の予約が入ってるとのこと。 幸せな舞台の一躍を担えて、こちらも幸せです。...

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タモ材のリビングセット

退職を機に念願だった平屋を建てる方から、ローテーブルと 一人掛けソファー、三人掛けソファーのリビングセットのオーダーを頂きました。 希望は、無垢材の重厚感が感じられる物で、部屋に合うようにしてほしいとの事でした。 フローリングが、タモだたので、家具もタモで統一する事に決定しました。                     リビングテーブルは厚みのある板を二枚剥いで、天板を作っています。 お孫さんがあたっても危なくないように、角はできるだけ大きく丸めにしています。               「無垢材の質感が好きで、できるだけ触れていたい」ご夫婦たっての要望でした。 なので、各部材を大きめして、無垢の素材感が引き立つようにしました。 特に肘掛は直接触れる個所なので、バランスが取れる範囲まで面積をできるだけ大きくしました。 座面は深めに、幅も広めにしてゆったりできるサイズにしています。 こういする事で、頑丈でゆったりした仕上がりになります。 ファブリック(布地)はストライプの入ったデザイン、奥さんが選んだ物です。     制作中の画像です。 3人用ソファー、 クランプで組立て。               背面 格子状に組んで、ます。 これから、クッションを入れて最終チェック。               一人用ソファー 組み立て中。 肘掛けRになっています。                脚は、回転金物を取付て、 動き易いように。                 背面 クッションを入れて最終チェック。                   リビングセットが完成。 納品時に、とても喜んで頂きました。 「期待以上に良いね、一生大切にしいきます」と とてもうれしい言葉をもらいました。 シンプルで、スタイリッシュなデザインが好まれるなか、 今回はその逆に、無垢の素材感を出した家具 を意識しました。 制作、完成まで余裕があったつもりでしたが、 ぎりぎり家の完成見学会に間に合いました。 このリビングセット、結構好評だったみたいです。 この度は、ご注文ありがとうございました。  ...

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