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小物の話 | FURUSU-古巣家具
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裁縫箱

嫁さんの誕生日プレゼントのリクエストを聞くと、裁縫箱を作ってと言われ、 断ることもできず、仕事終わりにちょっとずつ製作していきました。 リクエストは1つだったけど、新しい物を作るときは予備に二つ作る癖があります。 製作段階で試作しながら作れることとサンプルに一つとっておけることが理由で。 今回もサイズを変えて2つ作る事に。 材は桜と楓で、どちらも硬い木。 金具は丁番だけで、できるだけ金具は使いたくなかったので、持ち手も開き口も金具は使ってません。 桜も、楓も在庫にしたままでなかなか使う機会がない木。こういった小物にちょうどいい材質だ思う。 緻密で針葉樹よりは思たように加工ができる。 気楽に作るつもりだったけど、手の抜きどころも分からず結局、スケッチして図面起こして本腰で作ってしまっていた。 誕生日の前日になったけど、イメージの物ができて良かった。 早速使ってくれてます。 ...

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杉の弁当箱

以前、作った弁当箱が好評で、欲しいという方がいたので バージョンアップして作りました。 前回作った息子用に作ったもので、使用していくうちにいくつか改善点がでてきた。 木になったのは、厚みでもっと薄くして持ちやすく軽量にしたい。 前作は9mmだったところ今回は思い切って6mmにしてみた。 肌触りも重視して、前回は蓋のみに浮造りといった木肌をだす加工をしていたが、 今回は全てに浮造りして木肌を感じる質感に。 塗装も、無塗装だったが湿気の影響がもろうけていたので、 今回は柿渋仕上げで、耐久性をアップさせた。 厚みが少しかわるだけで、前より断然使いやす弁当箱になったぞ。 ...

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臼の把手

古民家や文化財の仕事にしてると、 小物もついでにと依頼を受けることがある。 今回、臼の把手をどうにかしてほしいと依頼をうけました。 渡された把手、よく見ると90度に曲がった材を使用しているようで、 曲がった場所に継ぎ手の仕口が見えない。 たしかに曲がった木の方が持ち手と臼の両方に力が加わって強度が保てる。 だからといって、すぐにほぼ直角に曲がった木は見つからない。 他の把手はどんなだろうかと、調べてみたけど曲がった木を使っている様子。 気づいた事に、竹を差して使っているものが多かった。 下の画像の臼は文化財の建物で展示されてた臼。竹が持ち手になっている。 修理する把手も竹が一緒になっていたけど、木部が虫に食われている状態。 なので、修理という依頼だったけど、新しく把手を作り変えるように提案した。 曲がった木が、見つからなかったので、パーツに分けて使用するようにしました。 まだ、試運転前。うまく臼が回るだろうか。 ...

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お弁当箱

もうすぐ5歳になる長男、これまで使っていた弁当箱だと量がすくなくなってきたので、 新しい弁当箱を作ることにしました。 友達が曲げわっぱの弁当箱を使っているみたいで、 本人もプラスティックよりも木のものがいいみたい。 それなら父ちゃんの腕のみせどころ。 余った材で、作ってみました、材は軽いから杉に。 下の子二人に比べて大きいな弁当箱。 しっかり食べて、大きくなれよ。...

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木工旋盤がやってきた

いつか買わねばと思っていた木工旋盤。 ついに購入のチャンスがやってきたので、これを期に買うことにしました。 そもそも木工旋盤はうちの業種ではあまり活躍しない機械。 でも、今回文化財の建具の戸車の軸を木で製作することになり必要になった。 画像の右のパーツ。オリジナルは木だったそうです。 このパーツをつくるために、購入すのはなんだかもったいないような、 でもこの機会をのがすと次にいつくるかわからない。 とりあえず練習にお皿を作ってみました。 なれると楽しい。 あまった廃材利用もできるので、良かったですが、元とるのにでれだけ皿つくるんだ。 ...

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帯締めケース

着物で使う帯締めを入れる専用のケース。 着付け専門の方からの注文で、帯締めケースの依頼がありました。 なんでも帯締めがたくさんあって収納するケースが欲しいとのことでした。 着物については、まったくの素人で、どんな感じの物が 良いのかわからず、イメージとサイズを教えてもらい制作しました。                   防虫と防火の効果がある桐を使用。 2段になっていて、小分けして収納できるように仕切りも付けました。                   桐は柔らかい材なので、接合部はや雇いサネを入れました。 たまにですが、こういった注文もあり、楽しく作らせてもらいました。 注文ありがとうございました。        ...

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組子フレーム

麻の葉柄が連なった組子フレームの制作。 インターネットから、家具に組み込む飾りとして、注文いただきました。 横一列に連なったデザインで、いつもの組子とは作り方が少し違ってきます。 制作工程をざっくり紹介します。 まず、骨組となるフレームを組んでいきます。                 指定のサイズになるよう、注意。この三組手はザイズが大き目になりがち。 次に葉と言われるパーツを組み麻の葉柄にしています。                 ここまでは、いつもの作業と同じ。次に飛びでた個所を切って輪郭を整えます。 この作業は普段とは違う作業、細かい作業で意外と時間がかかる。                 四方の縁をつける前に、サンダーで表面を整えます。               縁をつけて完成。 このフレームを作成中に組子コースターの2セットの注文がありました。 じわじわだけど、組子の魅力が伝わってきてるみたい。                 この度は、ご注文ありがとうごさいました。  ...

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小さいな倉敷格子

店舗の飾りとして小さな倉敷格子を作りました。 全国チェーンの総合ショップで岡山で初出店するさいに、 岡山らしいものを飾り付けの一部として採用したいとのことでした。 格子とては小さいサイズ。 専用のスタンドもつけ、支えがなくても立つようにしています。                 倉敷格子は短い桟が3本に太目の桟が1本が連続した形になっています。 これは、外からの視線を遮りながら家の中からは、外の様子がわかりやすい構造になっています。 小さいながら、いい格子ができました。 ご注文ありがとうございました。  ...

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小物制作 額と取手

角丸の額縁とウォールナットの取手の小物製品を同時に作ってます。 特注の額縁で、角が丸くなっているのが特徴です。 材は、ニレ。絵ではなく、手作り人形を飾るための物で10個をまとめ作りました。                       薄い人形といっても、そこそこ厚みはあるもの。 なので、額も厚みがあるものになりました。                             角を丸くしてるので、カクの角と違って継ぎ目の強度が落ちます。 そこで、強度が保てるように、サネとう部材を大きくして2本入れてます。 この後、塗装してガラス入れて、裏板付けて完成。完成まで長いぞ。   続いて同時進行中の取手です。 大型収納家具用の取っ手で、大きさは様々。                       材は、ウォールナット。 出来るだけ、大きすぎず掴みやすいサイズに気を付けて作りました。 形は横から見ると八角形。持った感触は丸型よりはしっくり持てるような気が。                       細かい作業の連続で小物は意外と制作に時間がかかります。 だから作る前には家具や建具と違う気合を入れて挑むます。        ...

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試験管の花瓶

テーブルの写真撮影用に作った花瓶。 木枠で試験管を3本並べただけのシンプルな作り。 テーブルだけ撮影しても味気ないので花と一緒に写せばいい感じになるかなと思って作ったけど、 なんだか不自然。テーブルに合わないのか、花が良くないのか、そもそもテーブルの上に花を飾るのか? など考えてたら、どんどん分からなくなってしまった。 結局このスタンドはこれっきりで使ってない。 写真撮影のイメージ作りは意外大変なんです。 ...

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