柿の木ストーリー(1)
家の隣にあった柿の木が開発によって倒されることに。
部屋から見る景色のベストシンボルだった大きな木は、
春夏秋冬それぞれの違った表情を見せてくれ、時間の経過を楽しませてくれた。
隣の家は、元は地主だったらしく立派な古民家で
長らく空家になっていたから、いつかこの日が来るとは漠然と思っていたけど、
実際に開発が決まってからは、「ありがとう」とその木に感謝する気持ちと、
倒さないでほしいという気持で眺めるようになっていた。
木材を扱う仕事をしてるけど、間近にある木が無くなるという経験は初めて。
こんな切ない気持ちになるとは想像してもいなっかた。