新しく作ったソファー用のガラスローテーブル。
1寸角の桧と強化ガラスで構成したデザインです。
木工技術を活かして、できるだけシンプルな形に。
ガラスを支えるフレームと、脚。
それを45°で組み、筋交いの役目の補強材を加えて、
正三角形を一つの脚に3つ作る。
三方留めは見た目が良く、職人の加工技術の腕が垣間見れるが、
これだけだと、味気ない形になり、強度も弱いまま。
そこで上から見ても、横から見ても同じサイズの三角形を作ることで、
見た目を楽しくして、強度も上げることができる。
製作前に悩んだのが、三角形を増やすか、減すか?
デザイン前にシュミレーション 少ない補強材バージョン
補強材を増やしたバージョン
頭で悩んでいては答がでない、実際に形にしてみてイメージを具体的に。
補強材は最小限でいこう。
三方留め内部構造はこんな感じ
形はシンプルでもできるまではそうもいかない。
悩んだだけ、良い物作りができると思うなぁ。
三方留めの構造