無双窓の開戸
古くからある木のブラインドの無双窓がついた建具。
ガラスがない時代、窓代わりとして使われた窓で、板をスライドすることで
開閉する仕組みです。古い建物ではまだ見かけることも。
日本最古の芝居小屋、旧金毘羅大芝居の金丸座に行ったとき、化粧室の通路に
も使われいるのをみかけました。
そんな、無双窓を開き戸に入れ込んだ建具です。
作ると時に、特に気をるけるのが無双窓のスライド加減、
戸自体を開け閉めするときは無双窓がぐらつかいように、
でも無双窓を動かすときはスムーズにスライドするように丁度な加減が難しい。
一度組んだら調整ができないんでね。