お隣香川県の栗林公園にある、掬月邸へ行ってきました。
きっかけは、そこの雨戸がどうなっているのか聞かれたからです。
雨戸が建物中に配置できるようになっており、
平行に走らせるだけでなく、垂直に曲がってすべての部屋を覆う作りになっているようです。
どうなっているのか確かめに、ドライブついでに行ってきました。
お目当ての掬月邸は気品ある数寄屋造りで、入るにはお茶付きの入館料がいります。
ここの角をどうやって建具が曲がるのか?
スタッフの方に断りをして、雨戸を動かしてみました。
なるほど、鴨居と敷居を超えて飛び出してくる。
これは面白い、よく見ると直角に曲がる手間と先で建具溝がなくなり、
建具が外れる構造になっていました。
よく考えてられていて、感動しました。
毎日すべてを開け閉めするようで、敷居の溝はだいぶ深く掘れている状態です。
スタッフに雨戸の枚数を聞いたら128枚だそうです。
雨戸をしまうのにどのくらいかかるかついでに聞くと二人で20分~30分だそうです。
ドフェー!
毎日ご苦労様です。