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美術館の通用門 | FURUSU-古巣家具
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美術館の通用門

美観地区にある大原美術館の通用門。
すっかり古くなったのでやり替えの注文をいただきました。

常に雨風にさらされるので、どうしても劣化が激しい。
今回は、とにかく丈夫で長持ちさせたいとの要望でした。
そこで、外部でも腐ることがないアセチル化したアコヤという木材を
使うことに。
ニュウージーランド産のパイン材を酢の一種を混入して強くした木材で、
ヨーロッパではよく使われているようです。
大きな公共の建物や橋にも使われていて耐久性はとても優れているようで、
以前から使ってみたいと思っていましたが、こんな大きな仕事で扱うことになるとは。

大きな建具ですが、取付けはミリ単位の微調整を繰り返して付けていきます。

レーザーを使って左右が均等になるようにチェック。
一日がかりで、ようやく取付けできました。
大変だった。でかくて重たいので、なかなかいつものような取付けができなく時間がかっかった。


後日塗装して完成。
責任重大な仕事でしたが、無事に終わってホットしました。