福井旅行
まとまった連休がとれたので、福井県へ行くことに。
子供たちがよろこぶ、恐竜博物館がメインだったけど、禅寺で有名な永平寺に行けたことはラッキーだった。
建具屋として驚きや発見がたくさんの場所で、まず入り口にはどでかい組子欄間。
入ってすぐに動けなくなった。近くで見れば見るほど感心する出来栄え。
お堂に行く前の回廊には、斜めの形した引違戸。
これも、上手くできている。斜めになっているので作るのは大変、
空けたときに重みで下がってこないように、いい感じの硬さ加減にも感動です。
次に、驚いたのは唐戸の彫刻、家紋彫刻の後ろにほどかされている波打った彫刻がどうやって一枚板になって作られているのか
気になってしまい、動けなくなった。
きっと、他の観光客の人は彫刻をじーと見ている自分を見て、不思議に思うくらい、考えてたけど分からない。
他の場所に亀裂が入ってる彫刻があり、その亀裂を横からのぞき込んでようやく、どうやって作ったのか分かった。
彫刻した材を張り合わせているように見えるけど、一枚いたから削り出してるみたい。すご技!
食事場所に吊るされていた木魚、でかくて迫力がある。
建具屋にとっては見所一杯で、素敵な観光ができました。