組子の修復工事

文化財に登録されている邸宅からのお仕事。
130年前に作られて書院障子が破損しているため、修復工事です。

障子中心部の組子が割れている状態で、いつものように直せば、すぐに直るだろうと考えていました。
組子の修復工事

できるだけ当時の木材を使って直すのが文化財。
大きく破損していれば、それだけ接着面もふえるので、小さい破損を直すよりは以外と簡単なのですが、
今回は破損部がどれも小さい。おまけに組子の厚みは3mmと細くて弱い。
組子の修復工事

強度的に弱い箇所は小さな接ぎ木をすることにしました。
組子の修復工事

これのピースを一本一本破損具合に合わせて継いでいきます。
組子の修復工事

接着出来たらしばらく乾燥。
組子の修復工事

着色して、紙は貼った状態。同化していていい感じ。
組子の修復工事

文化財の修繕はいつも大変だけど、今回は想像をはるかに超えて難しかった。
予定の時間をオーバーするとは思っていたけど、想像以上に時間がかかった。手ごわすぎるぞ文化財工事。

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