赤白テーブル
建具用に挽いた柾目材で作ったので,できるだけシンプルに作りました。
縁あった岡山で働くことになった中国人の若い夫婦。
アパート暮らしをやめ、マンションを買った期にテーブルを作ってほしいと注文してくれました。
日本らしいテーブルを希望で、杉の柾目にうずくり仕上げのテーブルにすることに。
やわらかい材質の杉をテーブルに選ぶだけでも、珍しのに、 ブラッシングして木の目を浮き立たせるうずくり加工をしていいの?
と説明しましたが 是非とのことでした。
うずくりの準備ができても、
すぐにスイッチが押せず、 もう一度電話で確認して、
ファイナルアンサー?と聞ききましたが答えYES。
では思い切ってと加工しました。
木目の柔らかい部分(春目)と 堅い部分(秋目)の木目を浮き立ったことで
紅白でインパクトがあるテーブルができました。 肌触りは、うずくりで加工なので木目の凸凹をが気持ちがいい。
ひょっとしたら中国にもって帰るかもしれなと言うので、天板と脚は外れるようにしてます。