板戸の修繕
縁あって、鞆の浦の仕事を頂くことが増えてきました。
元は呉服屋さんだった品のある古民家。
昨年は雨戸の板の張替工事をさせてもらいました。
今回は蔵の建具の直しです。
枠は頑丈な作りで問題がなく、杉板がかなり痛んでいたので交換です。
既存の鋲も、できる限り使ってほしいとのことでした。
鋲がちぎれないように取り、枠を水洗いします。
杉板を古色塗りさせて、枠にはめ込みます。
釘を元に戻します。足りない物は銅釘を専用の液体を使って変色させて使いました。
工事が終わったらいつも缶ビールを抱けます。
仕事終わりに、美味しくいただきます。