オリジナル作品を作る時に、椅子などの直接人体に接する人体系は実寸大のサンプルを作るようにしています。実際に座って確かめることによって製図やミニチュアでは分からない発見があります。
座り心地を確認するのはもちろん、構造や強度的が確認でき作る工程も把握できます。
理想な形にしようとサンプルを修復して微調整します。
写真はオリジナルチェアー、左の写真がサンプルで右が完成品1号。
桐で作る理由は、軽くて加工しやすく、耐久性のな問題が分かりやすくでるので選んでいます。
今回の大きな修正点は、座面の座り心地と背もたれの角度でした。
サンプルの座面をもっとなめらかにして、よりヒップの曲面にフィットするように。
背もたでは角度がやや急だったのを長い時間座っても疲れないように少し角度を倒しました。
・座面
・脚部