井筒亀甲(いづつきっこう)
正三角形の中心で三つのパーツが組合う井筒亀甲。
交わった組子が途中で切れているのが特徴です。
どうしてこのデザインが井筒亀甲と言われているのか分かりませんが、
家紋の井筒柄を見ると、共通するものがあります。
制作で難しかった点は、パーツを組んで六角形の枠の中に、
ぴたりと納める事です。まず忍者の武器のまきびしに似てるパーツを作り、
三角形の中にぴったり合うように組んでいきます。
三角形はそれぞれ微妙に大きさが違うので道具を使って微調整しなくてはいけません。
小さなパーツを少し削っては確認の連続で、作業が思うように進まず苦戦しました。
細かな作業はとにかく集中力が大事、集中が切れそうな時には、手を休めリラックス。焦りはとにかく禁物です。