麻の葉組子
名前の通り、麻の葉がモチーフになっている麻の葉柄。
古くは縄文時代からあったという説があり、日本を代表する模様です。麻の葉は丈夫ですくすく伸びる事から、赤ちゃんの着る肌着や産着の柄として使われていました。また魔除けの意味もあるそうです。現在では、あらゆる物に使われている模様で、いたるところで見かけるほど、身近な柄になっています。
組子細工については、麻の葉から変化していった柄はたくさんあり、組子細工の大本になる柄だと言えます。作る工程においても、基本となる技術で作るため一番最初に麻の葉組子から練習していきます。麻の葉は定番中の定番なのです。