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武家屋敷の庭で | FURUSU-古巣家具
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武家屋敷の庭で

岡山のとある武家屋敷を見学したときに、庭にあった植木に惹かれてしまいました。

3本並んで、同じ形に曲がっていて、その曲がり具合がすごい。
ぐにゃっと90度以上に曲がって空に伸びている様子は生命力の力強さを感じました。
でも、シンクロするみたいになぜ同じ形の物が並んでいるの?
おそらく人工的に曲げられものだと思います。
職業柄ついつい、この木で何を作ろうかと勝手に考えてしいます、
曲がった個所は目がまっすぐでないうえ、癖がついてしまっているので加工が難しいのですが、
逆にねばり強い特徴もあります。
刀の鞘(さや)で使われる朴の木は、刀の形にあう少し曲がった物を選んで使うと言われています。
その方が刀にやさしく長持ちするからだそうです。
胃袋に見えてきました。
曲がった庭木