洋書も置けるブックセェルフのオーダーメイド。
WEBからご注文を頂きました。
初めに、家具のイメージを提案してもらいそこから
デザインとサイズを練っていきました。
まず、どんな本を置かれるの聞くと
洋書を置きたいとのことでした。
洋書の規格サイズと日本のサイズを比較してみると、
わずかな違いがあります。
書も、どちらも置けるよう提案して棚の間隔を決めました。
本棚はデザインはある程度決まってしまいます。個性はだせないし、あまり求められない家具。
でも、その制限の中にもオリジナルな物作りをするのがオーダーメイドの見せ所。
天板から上の棚まで、側板た斜めにカットしました。
角度をつけることで、のっぺりとした形がシャープに変わります。
作り方にも一工夫。
天板と側板は組み継という木工技法を使い、一部を蟻加工にしています。
こうすることで、家具を頑丈にして、板の反りを抑えてくれます。
初めは、チークかウォールナットか迷われていました。
最終的なには板目が特徴的なウォールナットに決定。
棚の材料には無垢材ではなく、突板を使う選択もありましたが、
お客様の希望で、総無垢材で制作しました。
組立後に、底板の裏に完成日とロゴを焼印して完成です。
そうだこの日はワールドカップブラジル大会の開催日。
将来この日付を見てくれた方は、そうな事を思ってくれるかなと想像しながら焼印しました。
お客様からの感想と画像が届きました。
「お世話になっております。
本日本棚が届きました。
シンプルでありつつしっかりとした存在感があり非常に気に入りました!!
いろいろ細かい部分まで対応頂きありがとうございます。」
気に入って頂き、こちらもうれしいです。
本棚でありながら飾り棚になっているところが素敵ですね。
この度は、ご注文ありがとうございました。