少しずつ丁寧に
組子や格子の仕事は、細かいようで単調な作業。
なので、集中力を切らせないように一つずつ丁寧に。
少しでも雑になってしまうと、そこだけがかえって目立つのです。
釘を打つ時も、組子を組んでいく時も、慣れているからといって
ただ手を動かすのではなく、綺麗な仕上がりになる事を考えてもくもくと集中して仕事。
慣れというのは怖いもので、慣れてきたころに失敗したり、怪我したり。
なんで慣れてきたかなという時は、要注意。
桧の格子戸と内障子を作っているところ。
玄関の障子は丸窓の内に入るもの。
和風な建具がだんだん減っている中、こういった注文があると
うれしくなります。