神戸の道具博物館
念願だった、新しくなった竹中道具館へ行ってきました。
神戸に行くときに時間があれば立ち寄っていた大工道具を中心にした博物館。
今回、新たにて移転して新設されたということで、以前から楽しみにしていました。
新神戸駅から、徒歩5分くらいでいけ、和風建築の門が出迎えてくれます。
外観は平屋の素敵な建物。
中に入るとそこには無垢の木がふんだんに使われたエントランス。
そこには、関西で活躍されている木工家の椅子がいくつも並んでいて
自由に座れるようになっています。
一度にこれだけの作品に触れる機会はなかなかなく、
これだけでも来た甲斐がありました。
建物は地下2階まであり、道具を通して
どうやって建物が作られてきたのか、体験しながら学べる展示なっています。
専門の僕は夢中になるのは当たり前ですが、
親子で来ても充分楽しめる工夫がさてれいて、
その日もたくさんの親子が楽しんでいました。
展示物は日本の道具や建築資料以外にも海外の物も多くあります。
地下2階の数寄屋建築の骨組が実際に建てられていて
どうやって建築されているのかが分ります。
組子建具も展示してあり、それには目を細くし見入ってしまいました。
組子のどれも手の込んだ作りで、トータルバランスも素晴らしい。
自分はまだまだだと痛感させられた作品でした。
図書コーナーや、VTRコーナーもあり、一日では足りない内容でした。
前の道具館もすばらしかったけど、
新しい道具館はもっとパワーアップしてました。
また、じっくり拝見しに来ます。