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木の話 | FURUSU-古巣家具 - Part 2
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魚節

木で物を作るときに最初にする事は、それぞれパーツに分けて 墨をする木取りという作業と言われてるけど 実は木取りする材料を選ぶ作業が本当は最初の仕事。 この作業で作品の善し悪しが決まると言ってもいいくらい大切な作業なのです。 イメージの物が作れるように、たくさんの材に中からベストな材を探すのに 半日以上かかることもあるくらい。 木材を見分けるセンスが問われます。 頭を悩ます理由の一つに節。 元は枝となっていた個所で、物作りにとっては見た目や機能を下げてしまう個所。 節の場所はどうやって外すか、どこに持っってくるかなど考えては最良な材を探しています。 そんな望まれない節だけど、たまに変わった節に出くわすと、ふとうれしくなる時も。 これは、魚かな。 ...

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イチョウの木の皮はぎ

The term minimalism is also used to describe a trend in design and architecture where in the subject is reduced to its necessary elements. Minimalist design has been highly influenced by Japanese traditional design and architecture. In addition, the work of De Stijl artists is a major source of reference for this kind of work....

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イチョウの木

材木屋さんから、イチョウの丸太が入ったけど見に来ない? と言われ、 見てすぐに購入してしまった。 イチョウで何か作るなんて一切考えていなかったのに、 思っていた以上に木目がきれいで立派な木材を前に、 色々な木材を体験したい僕にとってはこの機会を見過ごすわけにはいかなった。 でも、買ってはみたもののどうしようか? イチョウと言えば、銀杏、街路樹、東京都のシンボルマークだけど、 木材としてのイチョウはやはりまな板。 一昔前まで寿司職人が好んで使っていたと言われるほど、水はけがよく刃あたりが いい材として重宝さてていたのがイチョウの木だった。 しかし、この丸太をまな板だけに製材してもらうのはもったいない。 そこで、まな板用と、テーブル用に製材することに。 たとえばキッチンカウンターの天板に イチョウの木を使ってカウンター自体が、でかいまな板というのもいいかも。...

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柿の木ストーリー(3)

製材所から帰ってきた柿の木には、黒い見事な模様がくっきりと。 まるで白木の真ん中に太い筆でズッバッと線を書いたかなのうな、木目にも見えます。 色々な木材を見てきたけど、こんな個性的な木材は初めてです。 株の部分は、根に近く石が多く含んでいるため製材所では扱えないので、自力で割ることに。 黒い部分が特別硬くチェーンソーを使っても、すぐに割ることはできませんでした。 株を二つに割ると黒の模様の始点が見えました。 ただ、根元は何かの素材として使う事はできないほど石や割れが多かったです。 虫が付かないように、皮をはがして、桟積みしました。 後は、春先まで天日干しして、倉庫で自然乾燥です。 木材として使えるまでに、数年は寝かせます。 個性的で思い出の詰まった黒柿、どう使うかまだアイディアが浮かばないけど、 じっくり考えたいと思います。 木っておもしろい。...

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柿の木ストーリー (2)

The term minimalism is also used to describe a trend in design and architecture where in the subject is reduced to its necessary elements. Minimalist design has been highly influenced by Japanese traditional design and architecture. In addition, the work of De Stijl artists is a major source of reference for this kind of work....

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柿の木ストーリー(1)

家の隣にあった柿の木が開発によって倒されることに。 部屋から見る景色のベストシンボルだった大きな木は、 春夏秋冬それぞれの違った表情を見せてくれ、時間の経過を楽しませてくれた。 隣の家は、元は地主だったらしく立派な古民家で 長らく空家になっていたから、いつかこの日が来るとは漠然と思っていたけど、 実際に開発が決まってからは、「ありがとう」とその木に感謝する気持ちと、 倒さないでほしいという気持で眺めるようになっていた。 木材を扱う仕事をしてるけど、間近にある木が無くなるという経験は初めて。 こんな切ない気持ちになるとは想像してもいなっかた。...

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