Get Social With Us
建具の話 | FURUSU-古巣家具 - Part 3
112
archive,paged,category,category-112,paged-3,category-paged-3,ajax_fade,page_not_loaded,,vertical_menu_enabled,vertical_menu_transparency,vertical_menu_transparency_on,select-theme-ver-3.6,wpb-js-composer js-comp-ver-5.1.1,vc_responsive

古民家の建具

古民家の建具を一部新しくしました。 襖と障子が入っていて、動きが悪く柱と建具の隙間もかなり空いている状態でした。 部屋が少しでも明るく見えようにと、動きがスムーズになるようにしてほしいとの事でした。 天井板、梁、柱すべてが黒で古民家ならではの暗さが目立ちます。 そこで、杉の白木を使って少しでも明るく見えるようにしました。 ついでに建付けを直して、戸車と専用のレールを入れて動きを軽くしました。 Befor After 印象が変わり、部屋の雰囲気が明るくなりました。 ...

Read More

掬月邸へ

お隣香川県の栗林公園にある、掬月邸へ行ってきました。 きっかけは、そこの雨戸がどうなっているのか聞かれたからです。 雨戸が建物中に配置できるようになっており、 平行に走らせるだけでなく、垂直に曲がってすべての部屋を覆う作りになっているようです。 どうなっているのか確かめに、ドライブついでに行ってきました。 お目当ての掬月邸は気品ある数寄屋造りで、入るにはお茶付きの入館料がいります。 ここの角をどうやって建具が曲がるのか? スタッフの方に断りをして、雨戸を動かしてみました。 なるほど、鴨居と敷居を超えて飛び出してくる。 これは面白い、よく見ると直角に曲がる手間と先で建具溝がなくなり、 建具が外れる構造になっていました。 よく考えてられていて、感動しました。 毎日すべてを開け閉めするようで、敷居の溝はだいぶ深く掘れている状態です。 スタッフに雨戸の枚数を聞いたら128枚だそうです。 雨戸をしまうのにどのくらいかかるかついでに聞くと二人で20分~30分だそうです。 ドフェー! 毎日ご苦労様です。...

Read More

鏡板戸

建具枠に一枚板をはめた物を鏡板といって、 迫力のある見た目になります。 最近であまり出なくなったけど久々に制作しました。 シンプルな造りに見えて、作るのは難しい。 はめ込む一板を均等な厚みにして、木表にはウズクリというブラッシングをする。 木裏は手鉋で仕上げます。 そうすることで、より木目が浮き立ち見た目がキレイに。 板の大きさがデカいため建具枠に組む段階まで、重労働。 ちなみに、これは脱衣とトイレの引き戸。 家に合うデザインにしてと言われ、桧を使った板戸にしました。 ...

Read More

桧の玄関建具

木製の玄関戸。 材は桧で厚みは45mmもあって重厚感ある引き戸です。 アルミサッシが普及する以前は、木の建具は一般的でした。 でも最近では、木製に玄関戸は珍しい代物になってすこしぜいたく品なイメージ。 でも、外部がアルミサッシでも玄関が木製になることで、あたたかな個性がうまれます。 「玄関は家の顔」 家自体を象徴する代物。 だから、妥協せず末永く使って頂けるように 気つかって製作します。...

Read More

新築の建具

建具の枚数がとっても多い新築の仕事。 計画書を見たときはその枚数にびっくりして、はたしてこの計画のまま進むのか? と思ったぐらいです。 数えると木製建具だけで80枚以上。 これは数カ月かかるぞ、早めに採寸して作れるものから作っとかなくては完成に間に合わない。 これだけ木製建具を使ってくれるとは、我々にとってはとってもありがたい。 とにかく、建付けには気をつけないと。 枚数が多いと、どこかで擦ったり、重たくなったりして動きが悪くなります。 そうならないように、念入りにチェックしました。 建具が無事に収まり思ったことは、建具が入ると家に表情がついて 引き締まる感じがしました。 今回、ここの仕事に携われてうれしかったです。...

Read More

夏障子

久々の夏障子の注文です。 さっそく、打ち合わせ。暑さが本格になる前には完成しないと。 一言に夏障子といっても、デザインも豊富で中に組み込む簾も数種類あります。 好みや予算を考慮しながら決めていきます。 デザインは、真ん中に帯を入れるタイプのもで、簾は小さい径の葦に。 そして等間隔に入る竹は錆竹というゴマのような点点がついた竹にしました。 夏障子を入れると、見た目がとっても涼しいです。 ...

Read More

栗の玄関戸

お世話になっている工務店さんからの依頼で、 ギャラリーの玄関戸の制作です。 材は国産で決めたいといことで、栗材に決定。 でも、その素材となる栗がなかなか見つからない。 すぐに見つかるだろうと甘く見すぎていた。 愛知、福岡、香川、大阪と調べて、2mまでならすぐ見つかるけど、 今回は2.4m必要だったのでそれにあったサイズがない。 どうしようと思った時に、地元の銘木から土台に使う物でサイズに合うのが見つかったと 連絡があり、一安心。 ギリギリ木取れるサイズ、失敗はゆらされない。 12枚にスライスして、どうにか玄関の板戸に使用することができました。 目もそろっていい建具ができました。 今回調べてみて、国産の栗がだいぶ減ってきていることを実感させられました。 ...

Read More

でっかい引き戸

年々外部の建具が大きくなってきている気がする。 でも、今回はこれまでになく大きい引き戸、横巾がおよそ2mもある。 しかもそれが横一列に10枚並びに。 こういった大きな建具は専用の組み立て機では規格外のサイズで 使うことができない。1,2枚なら手で組んでいくけど、 10枚プラス同じ大きさの網戸も5枚もつくるんとなると手仕事だとかなり時間がかかる。 そこで、工夫してみました。 画像では分かりずらいかも。 組む材を機械内でセットできないので、床に置いた材を組めるように工夫したら、 どうにか組めた。 でも、現場まで運ぶのどうしようか。...

Read More

節有ドア

節有板目材でドアの製作。 できればしたくない、板目は建具にとは相性が悪くそのうえ節は加工中に粉々になってしまうから。 よくカントリー風のスタイルで使われているドアで、うちにしてみたら苦手な分野。 でも仕事。つべこべ言わずお客さんの求める物を作らねば。 まず、節がある材を探すところから始まりました。 材木屋には沢山こういった材はあるのですが、建具に使えるような真っすぐなものがほんとどありません。 よってよってどうにか選んでそれを加工しましたが、やっぱり反りが出るもばかり。 材料選びには時間がかかりました。少しの反りは組んだ時に強引に戻すなどしてどうにか完成。 仕上げは塗装です。 和風ではない洋風ドアになりました。 ...

Read More

大きな引戸

建具幅が1500mm以上あるペアガラス入りの片引き戸。 材は桧で厚みは52mmとぶ厚く、重量は50kg以上もあるなんとも大きな引き戸でした。 50mmの厚みのヒノキは材木屋にはなく、あらかじめ丸太買いして挽いてもらった材を使用しました。 厚くて大きいので、通常では使える機械は使えず手加工が主になりました。 現場ではガラス屋さんが5人かかりで、ガラスを入れてくれました。 手前は網戸で、継ぎガラス戸。 南面で太陽に日差しを直に浴びる場所だったので、設置して数時間後に反りがでました。 こんなに厚みがあって、ごついペアガラス入れても反るときには反るんだとビックりでしたが、 次の日には元に戻ったみたいで、ホットしました。...

Read More