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furusu | FURUSU-古巣家具 - Part 8
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畳ベット

桧と杉板の国産材の、ベット。 畳は国産イ草を使ったオーダーサイズです。 依頼内容はとにかく、丈夫なベットを作ってほしいとんことでした。 それと、リビング片隅に置くもので、限られたスペースにすっぽり入るサイズにしました。 シングルベットは4本脚ですが、5本脚にして補強材も通常の倍ほど入れて、丈夫なものにしました。 とってもシンプルなベットになりました。 お客さんは、桧とイ草の匂いに喜んでいました。 ご注文ありがとうございました。...

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竹組子

茶室の障子で組子を木でなく竹でつくってほしいとのこ。 今まで経験がないので、はたして竹で組めるものなのか心配でした。 なんでも、茶室で有名な待庵では竹で作った障子があるようで、 先人ができたのなら、きっとできるはず。 まず、竹専門店に行き、根元に近い竹を選別して買ってきました。 実が厚いほど加工しやすと思ったけど、組子が厚くなりすぎてバランスが悪い。 今度は厚みができるだけ整って加工された薄い竹を買って練習。 こつを覚えて本番。 アールになっているので木とは違って難しい。 これでパーツが完成。次は組んで枠にはめ込む作業。 時間がかかったけど、どうにか完成。 「よく見れば、竹でできてると思うようにな障子にして」と言われていましたが、 実際設置してみれば、いい感じに収まりました。 竹の厚みを細くして正解だった。...

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タピオカ店の外装

テイクアウト専門の甘味屋さんのお仕事。 美観地区内の裏路地にある場所を借りて、なかなか観光客には 分かりずらい場所にあります。 流行りのタピオカジュースやかき氷を専門に販売するようで、 外装のデザインと施工を任せれました。 かなり古い感じだったので、落ち着く雰囲気を意識しました。 とはいっても建具屋なので、木をいかに上手く使っていくかしかできない。 腰板をできるだ貼り、テイクアウトの受け渡し場所もカウンターも全て木にしました。 はたして、お客さんの印象は?来てくれるかな? オープン後に行ってみると、お客さんが途切れないほど大盛況ぶり。さすが美観地区。 早速、かき氷を注文して食べました。 イチゴ味おしかった。 隠れ屋的なお店、 美観地区に来られたさいは、散策ついでにこの店を探すのも楽しいかも。...

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手しごと市

神戸の湊川公園で開催される手しごと市に出展してきました。 準備期間があまりなかったけど、余った材料を活用して、小物制作してきました。 お皿、トレー、鍋敷などキッチンツールをメインにして、 その他には大工道具の小物箱や、チリトリなど木工技術を活かして普段作らない物を 作って販売しました。 前日までドタバタしてたいけど、どうにか無事に出店できました。 とっても暑い日でしたが、大勢の方に来店してもらい、いろんな出会いがありました。 次回の予定がありませんが、また機会があれば出店したいです。...

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角丸の面取り組子

近頃では、ほとんど作らなくなった、角丸の面取り組子障子。 改築のお客さんからの依頼で久々に作ることにないました。 前回作ったのはいつかなんて、思い出せないほど前で、 床の間があるような和室がなくなれば、こういった障子も自然となくなったきました。 家の中でもお客を迎える、大切な場所で使われる障子で、それなりに凝った作りです。 組子に面をつけている面取り組子は、普通の組子の倍以上の時間が必要。 画像でも分かりにくいけど、縦と横の組子にそれぞれ面がついていて、それらを隙間なしに組み込む加工が大変。 次にガラス入れる枠の角が丸く、それを角丸といって、これがカクとは違って丸にするだけで手間が倍以上。 お客さんに、なぜこれが高級な作りなのか、説明しないと気付いてもらえないのが、建具の地味なところ。 建付けが後に、立派な障子が入ったと喜んでくれました。 注文ありがとうございました。...

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オーダーメイドの欄間ボード

関東のお客さまから、欄間ボードの注文を頂きました。 一切、金具を使用しないで製作する、特別オーダーでした。 初めに使用する材を決めるのですが、国産が良いとのことで、 部屋に合う白木の桧に決定しました。 要望は、釘やビスを使用しないで作ってほしいとのことでした。 通常なら、戸車や可動棚のダボ、裏板など止めるビスで金具を使用するのですが、どうしようか。 色々考えて、金具が普及する前の方法を参考にして作ることにしました。 調整が難しかったのが、ダボが無い時代の可動棚。板を両サイドに渡してその上に棚を置く方法で、 きついと取れないし、緩いと棚が落ちてしまう。少しずつ削って調整していきました。 完成正面 障子紙以外は全て桧 組継の最初と最後を蟻にしています。 製作中の画像 組継の加工 オイルフィニッシュでなく、鉋フィニッシュ。塗装なしで鉋仕上げ。 本体の組み立て。きつさ加減をみながら組んでいきます。 昔流の可動棚。 脚の取付け。もちろん金具はご法度。雇ホゾで接着。 二重菱組子は、縦の組子が無いので寸法を正確に出すのが意外と難しい。 お客様から「想像以上に素敵でとても気に入りました。 障子を引いたときの滑り具合や桧の香りも気持ちよくて開閉がとても楽しいです。」と感想を頂きました。 金具不使用での制作は初めてで戸惑うこともありましたが、こういった機会を与えてくれて感謝しています。 また、お届けまで数カ月待っていただき恐縮です。 この度は、注文ありがとうございました。...

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古民家の玄関

大きな片引き戸。 古民家の玄関で、古くなって動きが悪いの新しくしたいとのことでした。 デザインは隣に蔵にある引戸とおなじようなデザインでいくことにしました。 最近、古民家での仕事が頂くことが多くなりました。ありがたい。 古民家には、何とも言えない個性があり時代がはぐくんだ魅力が詰まっています。 自分の仕事が役に立ててうれしいです。 ...

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鬼皿

製作に失敗してしまったお皿。捨てるのは持ったない。 商品にならなくても、何か一工夫で使えるようにならないかな? 末っ子の誕生日にはまだ何も作ってあげてなかったので、 この皿を使ってプレゼントしよう。 埋木で顔を作るとよろこぶかな? ありがちか、それなら牙を付けて鬼にしようか。 深く掘れてしまった箇所を埋木でごまかしてみました。 一歳になったばかりの末っ子は、じーと見てましたが、上の二人はお面のようにして遊んでました。 まだ、早すぎたかな。...

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雨戸の調整

旅館の雨戸の建付け調整の依頼。 その数20枚以上とかなりの数。 長年使っていなかったようで、戸袋から出すだけで一苦労しました。 全ての建具の戸車を交換して、スムーズに動くようにしないといけません。 かなり古い旅館で、どこも鴨居が下がってきて途中で詰まって動かなくなります。。 なのでひたすら建具の片という場所と鴨居の溝のヒを鉋で削っていきました。 最後のほうは、鉋が切れなくなってしまいました。 3人がかりで一日かかりの仕事。 これからは台風や雨風が強い日でも大丈夫、活用してください。 ...

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美術館の通用門

美観地区にある大原美術館の通用門。 すっかり古くなったのでやり替えの注文をいただきました。 常に雨風にさらされるので、どうしても劣化が激しい。 今回は、とにかく丈夫で長持ちさせたいとの要望でした。 そこで、外部でも腐ることがないアセチル化したアコヤという木材を 使うことに。 ニュウージーランド産のパイン材を酢の一種を混入して強くした木材で、 ヨーロッパではよく使われているようです。 大きな公共の建物や橋にも使われていて耐久性はとても優れているようで、 以前から使ってみたいと思っていましたが、こんな大きな仕事で扱うことになるとは。 大きな建具ですが、取付けはミリ単位の微調整を繰り返して付けていきます。 レーザーを使って左右が均等になるようにチェック。 一日がかりで、ようやく取付けできました。 大変だった。でかくて重たいので、なかなかいつものような取付けができなく時間がかっかった。 後日塗装して完成。 責任重大な仕事でしたが、無事に終わってホットしました。 ...

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