Get Social With Us
furusu | FURUSU-古巣家具 - Part 14
3
archive,paged,author,author-furusu,author-3,paged-14,author-paged-14,ajax_fade,page_not_loaded,,vertical_menu_enabled,vertical_menu_transparency,vertical_menu_transparency_on,select-theme-ver-3.6,wpb-js-composer js-comp-ver-5.1.1,vc_responsive

無事終了。マイ箸ワークショップ

初開催となるワークショップ、一回目は箸。 4名の参加者と一緒に箸を作りました。 鉋を使って少しずつ削りだして形にしていく加工方法です。 まずは開催準備。 木はタガヤサン、チーク、欅、桧の4種類。 種類が変わることで、それぞれ木に特徴があることを体験してもいました。 硬い木、削りやすき木、匂いのする木など。 まず指導者がお手本をみせます。 鉋は体全体を使う道具です、腹に力をいれて削っていきましょう。 皆さん、集中して作業をしています。一瞬で体が熱くなることにビックりしていました。 だんだん作業にもなれて、箸の完成度も高い。 皆さん、いい箸が作れました。 一般に人を招いての、初のワークショップ。 皆さん満足していただけたみないで、参加できてよかった喜んでくれました。 こちらも開催できてホッとしました。 終了後にはお土産の箸置きをプレゼント。 次回の開催はまだ未定ですが、内容と日程が決まれば告知します。 ...

Read More

第1回 ワークショップ 告知

木を使い一からオリジナルのマイ箸を作ってみませんか? 一緒に箸置きも作る予定です。 道具の使い方から木の特性までいろいろと聞いてみましょう! 今回もいつものようにテスト的なイベントですので、 モニターメンバーとして数名(最大6名)募集を予定しています。 手さぐりイベントのため思わぬトラブルが発生するかも?しれませんが、そこは多めに見てもらえると幸いです<(_ _)> ご興味ある方はご是非参加下さい。道具や木材は準備してあるので基本手ぶらで大丈夫ですよ。 ただ、服装は汚れても良く、動きやすくそして暖かい恰好が良いですね。 ============= 【こんな方におすすめ】 ・DIYに興味ある方 ・道具の使い方を体験して学びたい方 ・手作りで箸を作りたい方 【開催日時】 2017年3月5日(月)13:00~17:00 ※時間は変更する可能性があります。 【参加費】 2,000円(税込) ※モニター価格になります。 ※道具レンタル、木材、燻製用の食材、燻製用の温度計・トレー・網など含まれます ※お昼は別途になります。持参でもOKですし、近くの弁当屋に買い出しを予定 ※服装は汚れても良く、動きやすくそして暖かい恰好で 【募集締め切り】 2017年2月26日(日)22時まで 【募集人数】 今回はモニターメンバーとして最大6名を予定 ※4名以上の参加で開催決定です。定員になりましたら締め切ります。 ※終了後アンケートにもご協力お願いします。 ※雰囲気写真を撮影する場合があるので、その際はご協力ください。  問合先 Mail  info@furusu.jp Tel  086-422-1832  【開催場所】 守屋建具店 ワークショップルーム 〒710-0041 岡山県倉敷市二日市63 地図はこちら ※無料駐車場あります。 ...

Read More

立礼式家具

椅子に座って茶の湯をたしなむスタイルの立礼式、 その茶会で使われる家具の注文をだいぶ前か頂いていました。 この話をもらった時は、うれしいよりも不安でした。 茶道をろくに知らない私につくれるだろうか? でも、型にはまった物でなく新しいスタイルの家具にしてほしいという要望で、 それならばと引き受けました。 納期は特にもうけないで、満足できるデザインができるまで何度も お客さんと打ち合わせしあました。 要望は茶を点てる立礼卓とお客さんが使う机と腰掛で 1、真黒な家具が支流、それを変えたい。 2、日本の木を使った、木材の質感を楽しめるもの。 3、一回に10人、それだけの人数が入れっても大丈夫なサイズに。 ということでした。 まず、材料探し。 当社在庫の中から使う予定だったけど、理想な形のものがない。 色々探してようやく福岡の材木屋にあった山桜に決定しました。 皮がついて、板目が力強い木目で理想通りです。 机と腰掛は、白い木の栓を使って作ることに。 次に製材。 机と腰掛も、板をはがないで一枚板を使います。そこで、 おおきな幅は製材所に行って切ってもらいました。 ちなみに、この製材所は今年に3月に閉鎖することにりました。 技術がすばらしき、これまで無理難題を応えてくれました。そんな場所がなくなることは本当に寂しいです。 材が揃えば制作開始。 反り返った天板を鉋で平らにしていきます。桜は堅い。 意匠になるよう木の皮の部分を残して使います。 皮は年数が経てば、はがれてしまうので、接着剤で貼り付けます。 このゴツゴツ感がいい感じ。 完成して、納品です。お客さんとその家族、お茶の先生も立ち会ってくれました。 腰掛にはお客さんの要望で、千鳥の透かしぼりが入ってます。 部屋に家具を並べて配置。皆さんに見てもらました。 「期待以上のでき」「お披露目の日が楽しみ」と喜んでくれました。その言葉聞いてほっとしました。 1年前に注文を頂いて、随分とお待たせしました。 この仕事で、色々な学びがありました。注文していただき有難うございました。...

Read More

2016年を振り返って 

毎年同じ事を書いてる気がするけど、 例年にないほど、多忙をだった。 休みの日もほとんどが仕事の事になってしまい、毎週書いてあったブログすら中断するほどでした。 住宅建具や別注家具の注文をこなしがら、以前から計画していた、事務所と工場の改装もあったので、 作るものが途切れることはなく、作って作って作っての日々。 十数年振りに新社員を雇ったことも大きな変化でした。 昔ながらの職人業で、ちゃんと指導できるか、ちゃんと育つか心配してたけど、 職人業があっている性格みたいで、今後の期待ができる逸材でした。 廃墟のような工場の外装も年内に完成できました。 完成までの工程を記録しました。 まず、材木置き場の一部を綺麗に掃除。 次に、床と壁を作っていきます。床は杉の足場板。壁はボードに白塗装です。 外壁の一部を窓にして、その上にが明かり窓も。 古い外壁をと取って、新しい外壁に交換です。 どうにか年内までに展示室の空間は完成、でも展示するものがまだ一切ない。 来年には展示物がお披露目できるかな?難しいかな。 でも、年明けすぐにワークショップのイベントを展示室で開催します。 2017年もよい一年になりますよに。...

Read More

麻ノ葉組子入り 上げ下げ障子

組子入りの雪見障子。 上げ下げできる箇所と組子を組み込む箇所を一つにしたデザインで、 サッシ内の障子なのでガラスはないタイプのものです。 杉での依頼でしたが、桧でないと難しいので桧で作ることに変更してもらいました。 先ずは要となる三つ組で六角形のフレームを作り、麻の葉組子を一つずつ組んでいきます。 この作業がとっても時間がかかる。 次に建具枠を木取りして、上げ下げ部と組子を組んで完成。 画像は、日が暮れて外から組子撮ったもの。 明かりが照らされると、室内からとはまた違った表情になる、組子っていいねぇ。...

Read More

沢山の障子

最近は住宅環境の変化から注文も少なくなってきているところ、 一件で30枚以上の障子の注文を頂きました。 一般住宅で、部屋と部屋の境を壁ではなく障子や襖で囲む昔ながらのスタイルなので、沢山の障子が 必要になります。これまでで一番多くの注文だなと思うぐらいの量で、納期が間に合うか心配に なるほどでした。 おかげで工場内には、いたるところに障子。 最近は家具を作ることが多くなったけど、やはりうちは建具屋。 こちらのほうが性に合っているなあ。 ...

Read More

地松材で古典建具

アクセントになるようなインパクトのある建具を一つしてほしいと、若いご主人からの要望で どんな物がいいのか思案しました。打ち合わせで、和風好きだと分かったので 古い建具のデザインを提案しました。 場所は寝室で、明かり取が要らない場所だったので、板戸にして 昔はよく使われていた松に。 (今は良材不足で建具に使われることはほとんどない) 中桟にアクセントになる模様を掘り込みます。 江戸時代ごろの民家に使われていたスタイルを参考にしました。 全てお任せ、完成を楽しみにしてると言われて、できるまでドキドキでしたが、 予想していた以上のインパクトのあるデザインになりました。  ...

Read More

Tシャツ屋さんの入り口

美観地区にあるTシャツ専門店、入り口の引き違い戸の製作です。 古くて、閉まりが悪く鍵もかからないので、新しくしたいと依頼がありました。 現状でも随分と趣があっていいのですが、生活面を考えると新しくしたほうが無難でした。 通りは、観光通り。視線が浴びながらの切り込み、中には写真を撮る方もいたみたい。 建具は無事収まって、お客さんかに喜んでもらいました。 この後に美観に合わせて古色塗りして完成です。 販売していたTシャツは全てご主人のデザインだそうで、どれもいい感じのものばかり。 息子に一つ買って帰ろう。...

Read More

丸太の買い付け

建具に使う木材の買い付け。 まだ水を含ん出いる状態で、来年以降から使ってくためのもの。 何本もある丸太の年輪から、どの木材が良木が推測します。 明らかに悪いものだとわかる年輪もあるけど、完璧に読み取るのは難しい。 なので、製材所で切った木材を見て判断して、その場で交渉。 乾燥するまで、しばらくは倉庫の中で保管します。 今回は、いい木材の買い付けができたかな。 ...

Read More

花梨のテーブル

大きな花梨の樹を使ってテーブルの制作。 材木の長さは5mもあって、半分は天板にもう半分は脚と幕板に使います。 切る前の花梨がこれ、厚み自体は薄目だけど、重たい。 これを半分に切るときはさすがに勇気がいった。 着る寸法が間違ってないか、納戸も確認して切りました。 反りは少ないけど、平ではないので鉋で調整。 硬すぎて、鉋の刃がすぐ切れなくなってしまう。苦戦しながらも少しづつ平らにしていきます。 自然の木の割れに、意匠に。デザインポイント。 完成品を運ぶとき、2人では持てなく、4人がかりダイニングまで運びました。 契りもいい感じに収まりました。 後日、お客さんに話を聞くと、とても気に入ってくれているとのことでした。 良かった。苦労が報われた言葉でした。...

Read More