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furusu | FURUSU-古巣家具 - Part 16
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新築の建具オーダー

新居を建てる若い夫婦から依頼がありました。 「すでに家はプランが決定してるけど、すべて既製品の建具 にしたくないので、一部だけ特注品をつ注文できないせしょうか?」 完成予定の半年前で建具の変更はまだ大丈夫だったので、受けることにしました。 まず希望を聞き、相談しなが話を進めてきます。 玄関入って正面1枚と、和室片引き1枚、そして和室の収納2枚を請け負う事にしました。 玄関ポーチの引戸。 できるだけ和風なデザインが好ましいということで、縦桟のサイズを2つに分けた格子引戸に しました。大小2種類のサイズにすることで、見た目を楽しくしています。 和室ですが、引戸と収納横並びになります。 そこで、和のテイストの襖紙を貼った戸襖にして同じデザインで統一することにしました。 奥さんの希望であったツートンカラーで腰貼は濃い紺色に。 納品後に、喜びのTEL頂きました。 わざわざ、遠方より足を運んできてくれて感謝しています。 ご注文ありがとうございました。...

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鞆の浦散策

久々の家族旅行。 お隣の福山市鞆の浦に行った時に、文化財に大田家住宅を発見。 ちょっと寄って行こうと家族で見学してきました。 仕事がら、こういった建物を見るとうずうずしてくる。 入って驚いたのが蔀戸でもロープと貨車で上げ下げするもので、 ここ地区では珍しくない建具らしく、大きな荷台車を行き来するために こうなったと説明を受けました。 この扉、今でも現役でここら付近では珍しくないタイプらしい。 ロープと滑車で上開きで開閉して使う。開けるのは力仕事みたい。 続いて敷地内の蔵や建物内を見学。 大きな蔵では保命酒という、薬味酒を製造して幕府に献上していたとこで、 一般の人は飲むことは禁止されてたようです。 色々話を聞けて、楽しかった、早速帰りに保命酒を買って帰りました。...

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籠目組子 

籠目組子に初挑戦。 以前、新築で建具の注文を頂いた方からの注文で、 玄関通りに面したFIXの明かり窓で、人目が気になる場所だから、 簡単に取り外しができる付け障子を追加したとのこと。 麻の葉柄や縦横の吹き寄せ風障子を提案したけど、どれもお気にめされなく、 施主から、籠目組はどう?と逆に提案されました。 やったことがない、でも納期まで時間をくれるなら挑戦したいと製作することに。 いざ作ると、意外と難しい。 麻の葉柄の基盤となる6角形の作りとは違って、 加工を場所を縦、斜めA、斜めBと分けて作らないと組む事ができない。 やっぱり、作ってみて気づく事って多いいと改めて実感。 籠目組子できました、勉強させていただき有難うございました。...

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ツカチェアー

オリジナルのダイニングチェアー。 日本刀の緩やかな曲線をイメージしたデザインで、座面には 刀を持つ箇所の柄で使われている柄糸を編みこんでいます。 座編みは北欧家具で用いられるペーパーコードを使いますが、 他にも、合う素材があるのではと色々探したらこの柄糸と出会いました。 試しで使ってみたら、ちょうどよい張りで座りごごちもGOOD! 材を極力薄くして、無駄を省いたシンプルな椅子にしたく、設計しました。 日本刀をイメージしたといっても、尖がったデザインではリビングに合いません。 空間に馴染んで、使いう安さも重視しています。 材は楡(ニレ)で広葉樹の中では軽くて程よい硬さのある材を選択しました。 柄糸は1脚に約60mほど使っていますが柄糸は正絹なので、ペーパーコードと比べると、とても軽く感じます。 リビングでの掃除や、移動が楽にできるように、スタッキングも可能。 シンプルだけど機能的で細部にもこだわりを。 座網みは、1日作業。すこしずつ力を入れて頑丈に巻いていきます。 終わるころには、何も持てないほど握力がなくなってました。 製作後の感想は、やはり椅子は難しい。 座りごこちは、もちろん耐久性と機能性もかなえ備えていないと意味がないので、 それらを考慮しながらのデザインと設計には時間がかかりました。 製作段階でも、改善点がありようやく形になった椅子です。 次回は、このタイプのひじ掛け椅子を予定してるけど、いつになるかな? ...

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カクザイソファー

Furusuオリジナルソファー 国産材の杉バージョンと桧バージョンの2タイプあります。 肘掛以外は一寸(30.3x30.3mm)の角材で構成した、シンプルなデザイン。 このデザインの誕生のきっかけは、お客さんのオーダーソファーの案の一つで、 選ばれなかったデザインだったけど、いつか形にしたいと思っていて この度の新作で作ってみました。 なぜ、針葉樹?なのか。 Furusuブランドのこだわりで、和のテイストの物作りを意識しています。 デザイン事態はシンプルだけど、素材を国産の白木で作ることで、 和風のテイストを出し、和モダンな空間にも合うようにと考えました。 組み方を考えて、ホゾやクデをそえぞれ加工。 シンプルに見えて、作りは意外と複雑。 針葉樹は広葉樹に比べて軽い、でもその半面柔らかく傷がつきやすい。 そこで、一番よく触れる箇所のひじ掛けには、浮作りというブラッシング加工して、あえて木目を浮かして傷をつきにくくしました。 組み作業、材が同じサイズなので、組み方を間違えないように。 ウェービングテープというソファーようのクッションテープを使わなく 木取りで出た端材利用も兼ねて柔らかくしなる性質を活かして針葉樹をそのまま座面下のクションにしています。 ざらざら感がいい肌触り。 組みつけ作業後は、仕上げの鉋かけ。 クッションは最高ランクのスエード調人口皮革を使用。 肌触りが柔らかく、軽くて強い三層構造で水にも強い。 決め手になったのが、製造工程において環境に悪影響を及ぼす有機溶剤を使用していないこと、原料であるポリエステルはリサイクル糸を使用して環境に優し素材です。 思っていた以上に複雑な作りになってしまい、制作は意外と難しかった。 でも、長年思っていた案を形にできて良かった。 ...

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カクザイテーブル

新しく作ったソファー用のガラスローテーブル。 1寸角の桧と強化ガラスで構成したデザインです。 木工技術を活かして、できるだけシンプルな形に。 ガラスを支えるフレームと、脚。 それを45°で組み、筋交いの役目の補強材を加えて、 正三角形を一つの脚に3つ作る。 三方留めは見た目が良く、職人の加工技術の腕が垣間見れるが、 これだけだと、味気ない形になり、強度も弱いまま。 そこで上から見ても、横から見ても同じサイズの三角形を作ることで、 見た目を楽しくして、強度も上げることができる。 製作前に悩んだのが、三角形を増やすか、減すか? デザイン前にシュミレーション 少ない補強材バージョン 補強材を増やしたバージョン 頭で悩んでいては答がでない、実際に形にしてみてイメージを具体的に。 補強材は最小限でいこう。 三方留め内部構造はこんな感じ       形はシンプルでもできるまではそうもいかない。 悩んだだけ、良い物作りができると思うなぁ。 三方留めの構造...

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撮影場所

新作家具の撮影場所をどこにしようか、ずっと探してたけど、 ここだという場所が無い。 ロッジを借りるか、モデルハウスに頼むか、はたまた関西の撮影スタジオに行くかなど、 色々検討したものの、条件が合わない。 撮影日が近ずくなか、設計事務所の依頼で作った大きなテーブルを納品しにお隣の広島県福山市へ。 行って驚いた。 そこは、改装したばかりの大きな長屋敷で文化財の指定があほど歴史のる建物だった。 新しくして、定期的に個展や茶会、またカフェも隣接させ地域のコミニティー場所に作られていた。 そんな場所とは知らず、納品時に建物内を見物させてもらった。 帰り道にそこが撮影場所に貸してもらえれば理想の場所だなと思い、帰って直ぐに電話でお願いしたら 快くOKしていただいた。 撮影当日 何もまだ入ってない状態だったので、大きな家具の撮影でも問題なく順調にできた。 素敵な場所を提供していただき有難うございました。本当にラッキーでした。 出会いに感謝です。 ...

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チークのダイニングテーブル

「鉄を使ったテーブルが欲しい」と、お客さんの熱の入ったリクエストでした。 天板は重厚な感じのチーク材で、天板以外を鉄製にすることにしました。 これまでに取っ手や小さいパーツで鉄を使ってきてたけど、 大きなパーツを家具に取り入れるのは初めて。 鉄のパーツは、アイアン家具を作られている岡山市の鉄工所さんが、こころよく受けてくれました。 せっかくのオーダーなんで、オリジナルな物に仕上げようと思い、こだわってみました。 床に接触する箇所と、幕板をチークにしてみました。 真黒な鉄に、木材が加わることで雰囲気がだいぶ変わってきますね。 天板は耳と言われる木の曲線を残して自然な感じに。 写真手前のベンチは、アイアン家具のオリジナルベンチ。 よくテーブルと合ってますね。 注文ありがとうございました。 新たな出会いがあった仕事になりました。  ...

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組子スタンドライト納品

ホテル用の組子スタンドライト 北海道の設計事務所さんから、ホテルの改装の伴って組子スタンドライトを使いたいと ご注文をいただきました。 小物製品はまとめて作るので、すぐに発送できるようにしてるけど 前回作った分は完売していて、在庫がなくすぐに発送とはいかなくしばらく待ってもらう事に。 どうにかオープン直前には間に合うことができました。 久々に作ってみて、すっかりどうやって作ったのか忘れている。 自分なりに、よくできてるなと感心しつつも、ここの組み合わせ、 どうやってたのか?手を動かしてら、記憶が戻ってきました。 このたびは一度に4つの注文で、在庫分にプラス4つ作ることに。 麻の葉は6角形と4角形とあってこのライトは4角形に組み込むタイプ。 オープンに間に合わせないと。今日も残業だ。 完成後に、設計事務所の方から、お礼のメールをいただきました。 インテリアにあってよかったです。 釧路に行った時は、宿泊します。 再会が楽しみ。 家具情報 名前 組子スタンドライト 備考 麻の葉 電球/Light LEDライト  温色 サイズ:17E サイズ 高さ:275mm  幅:150mm 奥行き:150mm 材質 上部:檜(ヒノキ) 台:欅(ケヤキ) 価格 ¥35,000 (税込) 送料 送料早見表はこちら ※送料は商品のサイズによって異なります。  ...

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ロゴデザイン

守屋建具店のロゴデザインを新規一転 これまで、自分が作ったロゴデザインを変えて新しくしました。 Furusu wood worksのロゴも自分で作ったので 建具店のロゴも、いろいろ想いつめて作ってこれでいいかなと。 でもホームページや名刺に使っていたけど、ずっと違和感があった。 これが以前のロゴ。 マークもそうだけど、文字が特に安易な感じがして、おもいっきってプロにお願いすることに。 いくつもの候補の中から、これだと思うものを選びました。 リニューアルしたロゴ 決め手は、建具の形を反映していることと、サインボードとして作れる形だったこと。 2016年は仕事を進めながら、事務所改装や展示室移転をしていく予定です。 リニューアルする時なので、ロゴをまず新しくして新規一転です。 さてどんな一年になるかな。...

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