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furusu | FURUSU-古巣家具 - Part 19
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うずくりマシーン

うずくり加工のドア うずくりは、刈萱(かるかや)という植物を束ねて作るブラシのような道具で、 杉や桐など柔らかい木に仕上げ加工として古くから使われています。 古い民家の外壁や格子によく見られる、雨風に長年さらせれてなる 木目が浮きだ状態になりますが、そのような仕上げにするためのもの。 材をブッラシイングして、柔らかい個所の春目が削ぎ落とす事で、 木目の美しさを強調させる加工です。 今回、倉敷の設計事務所の依頼でうずくり仕上げのドアを作る事に。 ドアの材は硬いオーク。 手加工できな時は、うずくりマシーンの登場。 広い範囲を一気にブッラシングしてくれます。 手加工と違ってパワーがすごいので、力加減の入れ方が難しい。 写真はうずくり加工したもの、木目が浮き出てきました。 オークは固いので、杉や桐の3倍以上の時間をかけてブッラッシング。 うずくりを目立たせるため、仕上げに濃く塗装するとのこと。 完成がどうなってるか楽しみ、完成後に見に行こう。...

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レトロな手作り機械

60年前から使っているレトロな機械。 モーター以外は手作りのこの機械、 初代が設計して弟子に作らせたものらしく、いまだに現役。               作った方は70歳過ぎて引退したが、この機会の思いで自慢をよく聞かされた。 当時は、まだ手仕事が主流で機械は高くて ほとんど出回っていなかったらしい。 どうにかして機会が欲しいと、試行錯誤して完成させた代物。 横引き単純な機械だけど、故障もなく気取りに今も使っている。                 技術は盗めと教わったけど、機械まで見真似て作るとは、 そのハングリー精神に脱帽です。 会社の歴史と歩できたこの機械、これからも大切に使っていこう。    ...

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帯締めケース

着物で使う帯締めを入れる専用のケース。 着付け専門の方からの注文で、帯締めケースの依頼がありました。 なんでも帯締めがたくさんあって収納するケースが欲しいとのことでした。 着物については、まったくの素人で、どんな感じの物が 良いのかわからず、イメージとサイズを教えてもらい制作しました。                   防虫と防火の効果がある桐を使用。 2段になっていて、小分けして収納できるように仕切りも付けました。                   桐は柔らかい材なので、接合部はや雇いサネを入れました。 たまにですが、こういった注文もあり、楽しく作らせてもらいました。 注文ありがとうございました。        ...

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工場の引き戸

工場改装計画、今年の一発目は大型引き戸 2015年の目標は工場を改装すること。 去年、全くできず今年こそは古くなった工場をなんとかしたい。 正月明け、時間を取って引き戸5枚を作りました。 以前はトタン壁で暗くて作業がしずらい場所で前々から 早く改装したいと思っていた所です。                                   大きな建具を作る機会が多くなってきてるけど、 工場の引き戸はかなりでかい。 幅:1700 長さ:2700が5枚あり、大きすぎて機械が使えない工程もあります。 できるだけ早くでき、予算もかからないようデザインも工夫しました。 一番悩んだのが、ガラスかアクリル板かポリカーボネートか、建具に組み込む素材を 何にするのかなかなか決断できなく、最終的に経済的なカスミガラスにしました。                   光が入った工場、一度に明るくなりました。 次は事務所内の改装予定、年内にできるかな。...

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銀杏のテーブル

銀杏の木で大きなダイニングテーブルの注文です。 お世話になっている大工さんからの依頼で、 大家族用のダイニングテーブを制作しました。 材は、3年前に丸太のまま買った銀杏の木です。 節がありますが、その方が木の質感を楽しめると、銀杏の木に決定。 ブログにもその時の事を書きましたが、充分乾燥していて いつでも準備OKの材です。 デザインは、お任せで引出しをつけてほしいとのことでした。 サイズは指定で、大家族一同が一緒に食事ができるように テーブルの長さは2300mmあります。                 大きな丸太だったので、天板は2本の材を剥ぎました。                 引出しは、目立たないように幕板という天板すぐ下の 補強材に同化するようにしています。               隠れ引出し。                 組立が終わったところ、この後塗装して完成。 今回は着色希望なので、塗装屋さんが塗装して仕上げてくれます。 喜んで使ってくれるかな、家族皆が使ってるところ、想像するとうれしくなってきます。 この度はご注文ありがとうございました。    ...

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神戸の道具博物館

念願だった、新しくなった竹中道具館へ行ってきました。 神戸に行くときに時間があれば立ち寄っていた大工道具を中心にした博物館。 今回、新たにて移転して新設されたということで、以前から楽しみにしていました。 新神戸駅から、徒歩5分くらいでいけ、和風建築の門が出迎えてくれます。                 外観は平屋の素敵な建物。 中に入るとそこには無垢の木がふんだんに使われたエントランス。                       そこには、関西で活躍されている木工家の椅子がいくつも並んでいて 自由に座れるようになっています。 一度にこれだけの作品に触れる機会はなかなかなく、 これだけでも来た甲斐がありました。 建物は地下2階まであり、道具を通して どうやって建物が作られてきたのか、体験しながら学べる展示なっています。 専門の僕は夢中になるのは当たり前ですが、 親子で来ても充分楽しめる工夫がさてれいて、 その日もたくさんの親子が楽しんでいました。               展示物は日本の道具や建築資料以外にも海外の物も多くあります。 地下2階の数寄屋建築の骨組が実際に建てられていて どうやって建築されているのかが分ります。 組子建具も展示してあり、それには目を細くし見入ってしまいました。 組子のどれも手の込んだ作りで、トータルバランスも素晴らしい。 自分はまだまだだと痛感させられた作品でした。             図書コーナーや、VTRコーナーもあり、一日では足りない内容でした。 前の道具館もすばらしかったけど、 新しい道具館はもっとパワーアップしてました。 また、じっくり拝見しに来ます。...

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組子フレーム

麻の葉柄が連なった組子フレームの制作。 インターネットから、家具に組み込む飾りとして、注文いただきました。 横一列に連なったデザインで、いつもの組子とは作り方が少し違ってきます。 制作工程をざっくり紹介します。 まず、骨組となるフレームを組んでいきます。                 指定のサイズになるよう、注意。この三組手はザイズが大き目になりがち。 次に葉と言われるパーツを組み麻の葉柄にしています。                 ここまでは、いつもの作業と同じ。次に飛びでた個所を切って輪郭を整えます。 この作業は普段とは違う作業、細かい作業で意外と時間がかかる。                 四方の縁をつける前に、サンダーで表面を整えます。               縁をつけて完成。 このフレームを作成中に組子コースターの2セットの注文がありました。 じわじわだけど、組子の魅力が伝わってきてるみたい。                 この度は、ご注文ありがとうごさいました。  ...

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小さいな倉敷格子

店舗の飾りとして小さな倉敷格子を作りました。 全国チェーンの総合ショップで岡山で初出店するさいに、 岡山らしいものを飾り付けの一部として採用したいとのことでした。 格子とては小さいサイズ。 専用のスタンドもつけ、支えがなくても立つようにしています。                 倉敷格子は短い桟が3本に太目の桟が1本が連続した形になっています。 これは、外からの視線を遮りながら家の中からは、外の様子がわかりやすい構造になっています。 小さいながら、いい格子ができました。 ご注文ありがとうございました。  ...

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2014年を振り返って

2014年を振り返ってみて・・・ 毎年終わってしまうと、アッという間。 でも、2014年は特に早かった。                   写真は倉敷美観地区の現場をはしごしてる途中に撮った写真。 「もうこんな今季かぁ」と足元の落ち葉に気づき、時の早さを実感した瞬間。 家具について、新築のオーダー家具一式からはじまり、 稚園の収納家具、キッチンも納品でた。 建具は、新築も改築も注文も多く頂き、充実した日々でした。 WEBからも、順調で小物から大型家具まで、注文を頂きました。 もっとも印象に残ってるのは和菓子屋さんの建具一式の仕事。 歴史のある和菓子屋さんで、古民家を改装してオープンする際の注文でした。 オープン日が決まっているのに、現場で寸法がなかなか測れず 作業工程を変更しながらどうにか納期にこぎつけた仕事でした。                   今年目標だった事務所改装がほとんど進まず、 来年こそは改装を実現を抱負にしよう。    ...

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小物制作 額と取手

角丸の額縁とウォールナットの取手の小物製品を同時に作ってます。 特注の額縁で、角が丸くなっているのが特徴です。 材は、ニレ。絵ではなく、手作り人形を飾るための物で10個をまとめ作りました。                       薄い人形といっても、そこそこ厚みはあるもの。 なので、額も厚みがあるものになりました。                             角を丸くしてるので、カクの角と違って継ぎ目の強度が落ちます。 そこで、強度が保てるように、サネとう部材を大きくして2本入れてます。 この後、塗装してガラス入れて、裏板付けて完成。完成まで長いぞ。   続いて同時進行中の取手です。 大型収納家具用の取っ手で、大きさは様々。                       材は、ウォールナット。 出来るだけ、大きすぎず掴みやすいサイズに気を付けて作りました。 形は横から見ると八角形。持った感触は丸型よりはしっくり持てるような気が。                       細かい作業の連続で小物は意外と制作に時間がかかります。 だから作る前には家具や建具と違う気合を入れて挑むます。        ...

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