Get Social With Us
furusu | FURUSU-古巣家具 - Part 22
3
archive,paged,author,author-furusu,author-3,paged-22,author-paged-22,ajax_fade,page_not_loaded,,vertical_menu_enabled,vertical_menu_transparency,vertical_menu_transparency_on,select-theme-ver-3.6,wpb-js-composer js-comp-ver-5.1.1,vc_responsive

倉敷緞通ベンチ

倉敷の民芸、倉敷緞通を使ったベンチ。 質感と色合いが以前から好きでお願いして特注サイズに作ってもらいました。                   地元で有名な民芸の倉敷緞通。玄関マットやカーペットなどの敷物として 使われています。デザインとイ草の質感が以前から好きだったのですが 偶然に作家さんのお宅兼作業場の仕事をする機会がありました。 イ草の匂いがする工場には大きな木製の編み機?がカタンコトンと音を立てて いたのがとても印象的でした。 この事をきっかけに、ベンチのクッションに倉敷緞通を使いたいと お願いしました。クッションといっても中にウレタンやスポンジが入ってる わけではなく、緞通そのものを巻いたものです。 柔らかすぎず、肌触りの良い物で、できれば自然素材を ベンチに使ってみたいと思っていたので倉敷緞通はベストな素材でした。                 ただ、一つ心配な点があり、人の摩擦に耐える 椅子生地とは作りが異なるので 使用していくにつれほつれが出てくるかもと心配になりました。 そこで、展示室とリビングで使って確かめることに。 使い始めて1年と2カ月、リビングではほぼ毎日座っています。 心配していたほつれはなく綺麗な状態のまま、丈夫なもんです。   展示室のベンチ、材はニレ。             おもいきってお願いしてよっかたです。お忙しいところこちらの要望を 聞いていただきありがとうございました。これからも緞通ベンチ 使っていきます。     リビングのベンチ 材は桐 桐材の強度も一緒にチェック。                ...

Read More

木目スツールができるまで

ホームページから、木目スツールの注文を頂きました。 キッチンカウンターで3脚並べて使用したいとのことでした。                     オリジナルの木目スツールは、腰掛け用に作っているので 一般の椅子に比べて少し小ぶりサイズ。でも今回ご注文を頂いた方は、 食事の時に使いたいとのことだったので、サイズを少し大きくして作る事にしました。       右がスツールが今回のサイズオーダー品。           木目スツールができるまでを、今回の注文をきっかけに記録したので、ざっくりですが紹介します。     材料は、国産材の栓。ハリギリとも呼ばれている。 木目はケヤキに似てはっきりしていて、色は白いのが特徴。 今回は3脚並べて使用するので、木目が揃うよう木取りします。               木取りして製材したところ。木目が並んでいるかチェック。                     ホゾ穴の墨を付けて、角ノミ盤で掘っていきます。 脚の角度が、少し外に傾くので材を傾けて掘っていきます。                         座面に曲線をつけるための墨出し。 型を使って曲線の墨をつけます。 今回は特注サイズなので型も新しくつくりました。         クデ切り機という建具を作る時に使う機械で 座面の曲線を荒取りしていきます。                 座面が階段みたいになります。                   ここから体力勝負。手加工で曲線を少しずつ仕上げていきます。 気合を入れてなめらかなカーブになるまで削っていきます。                   使用する鉋は、底が丸くなっている反り鉋。 いくつか鉋を使い分けていきます。                     こんな感じになります。                   次は、脚の加工です。 脚にホゾを付けたところ。                 テーパーにして、そこから丸くしていきます。 座面の加工同様に、ここからは手加工。 腕の筋肉がパンパン。 休憩して削ってを繰り返しようやく形になります。         鉋加工が終了。 鉋屑がすごいことに。                 座面と脚は地獄ホゾ。 写真は試作品で、ホゾのきき具合をチェック。 ちなみに、地獄ホゾとは一度は入ったらねけ出せなことから 名づけられているみたい。なるほど上手いネーミングだ。                   組み立て、接着です。 ここから、サンダーをして塗装します。                       最後に、座面裏に焼印です。 完成した日づけと、並べたときの順番も付け加えました。             シンプルなスツールでも完成までには幾通りの加工があります。 商品到着後に「めっちゃいいです。」と喜びの感想を頂きました。 ご注文ありがとうございました。    ...

Read More

オリジナルハンガースタンド

硬くて重い鉄刀木で作ったハンガースタンド。 牛をイメージして作りました。                           もとは、革工芸作家さんと話をして思いついたのがきっかけ。 以前ブログにも書いた、曲げ木でS字を作るきっかけになった作品です。 結局は曲げ木は断念。でも形にしたくて、木を重厚な鉄刀木(タガヤサン)に変更して制作することに。 一つの服をインテリアとして飾る用にデザインしています。 単純な作りに見えて意外と苦戦、少し傾いたハンガーが傾きの角度次第では、服を掛けた時に重みで 倒れてしまう。でも微妙に傾いたハンガーにしたくて、ちょうどいい角度を求めて試作をしてようやく完成。 革ジャン専用でなく、お気に入りにの服や帽子も掛けれるようになってます。                       ...

Read More

試験管の花瓶

テーブルの写真撮影用に作った花瓶。 木枠で試験管を3本並べただけのシンプルな作り。 テーブルだけ撮影しても味気ないので花と一緒に写せばいい感じになるかなと思って作ったけど、 なんだか不自然。テーブルに合わないのか、花が良くないのか、そもそもテーブルの上に花を飾るのか? など考えてたら、どんどん分からなくなってしまった。 結局このスタンドはこれっきりで使ってない。 写真撮影のイメージ作りは意外大変なんです。 ...

Read More

まるいダイニングテーブル

円形のダイニングテーブルの注文を頂きました。 キッチンで料理して、振り返ってすぐに仕えるテーブルが欲しいとのことでした。 少し狭い空間なので、四角のテーブルだと、動線に滑らかではありません。 そこで天板を丸にすることに決定。 角ばったとこを無くすことで、見た目の圧迫感もなくなります。 狭い場所で人の通りが多い場所には丸いテーブルはお勧めです。 「オーダーして良かった、大切に使っていきたい」と喜びの声を頂きました。 注文ありがとうございました。 ...

Read More

ガーベッジボックス

リビングセットを作った時に、ついでにゴミ箱もと注文がありました。 普通の箱では味気ないので、タモの板目を横に使ってみました。 箱物は横目を使うのが一般的。 でも木の勢いを感じるには縦て目かなと思って、存在感があるゴミ箱をで考えて作る事に。                 上の写真は、和室用。 下の写真は、居間と寝室、フローリングなので小さい脚が付いています。 ちょっとした腰掛けになるように設計しました。                     ご注文ありがとうございました。...

Read More

コナーキャビネット 

居間のコーナーにおく、キャビネットです。 お世話になっている工務店さんからの注文で、建具一式と一緒に注文をいただきました。 材は部屋のアクセントにしたいという事で落ち着いた色のチークに。 開戸のパネルもチークの無垢材を使い鏡板にしてはめこみました。 チークは強度が強く油性分が多く独特の艶があり木材の王さまと言われるほど。 でも加工が厄介。 シリカという石灰質を含んでいるため、すぐに刃物が駄目になってします。 特に鉋類はすぐに切れなくなってしまう。 作業が終わると当然、使った機会や道具類は全て刃物を研いで新しくします。 いいものには癖があるってこういう事かな。 ...

Read More

雪だるま

この3か月間、予定が一杯で慌ただしい日々。 本来ならじっくり余裕をもって制作したいのだけど、 現場はマッタ無し、いつも以上に気を張って 間違いが無いように納期に間に合うようにと緊張の毎日。 そんなこともあって今年の冬はストーブに当たる間もほとんどなかった。気が張っていたら寒さも吹き飛んでしまうのかな。 雪が降った日、姪っこ達が外で雪だるまを作っていた。あー雪だ、冬だなーと短い冬を実感。 あっそうだ、姪っこの学習デスクをずっと前から頼まれてたのにまったくできていない。 入学式までには間に合うかな、もうしばらく忙しくなりそう。 ...

Read More

面腰という仕口

建具には面腰と馬乗りという2種類の面技法があります。 手仕事でつくるには、それなりに経験が必要。 うちでは、馬乗りという仕口を使って機会加工がおもだけど、 付ける面の種類や大きさによっては手加工で面腰にして作ります。 框と桟の面をつける個所を留めにして継ぐ方法です。           左写真:框 右写真:横桟 組んだとき留めになるように45度に加工。                           面腰加工ができれば次に面を付けます。仮組みして隙間は無いか、綺麗に留めになるか 確認します。この建具は几帳面です。                     几帳面を付けたところ。                           面腰仕口で硝子戸とパネル戸完成。ぴったり面があって綺麗にできました。 材:ブラックチェリー  ...

Read More

お客様の声 クミココースター

これまで、クラフト展のお客さんや知り合いの方が購入してくれたクミココースター。 実際に見て手にとって見てくれた方には好評だけど、ネットでの販売にはなかなか繋がらない状況でした。 先日のこと、関東の方からネットでクミココースターを購入して頂きました。 実際手にとって見れないネット販売には向いていない商品と思っていたので、 買って頂いた事に、驚いたのが正直な気持ちでした。 お客様の声 「クミココースター、早速使っています。大変素敵なお品をありがとうございます! 食後のお茶の度にうっとりしています、お茶も一層美味しく感じました。安定感があり使い勝手も良いですね。スタンドも便利です。 家族にも好評で、子供はクリスマスにはリボンを通してオーナメントにしたいと申しています。大切に使いたいと思います。 麻の葉紋様が大好きで、欄間ボードにも惹かれています。機会がありましたら実際の商品を見に伺いたいです。 その際にはどうぞよろしくお願いします。」       綺麗な写真も送って頂きました。 なんだか、そのまま商品写真につかいそうなくらい、感じのいい写真ですね。 ご購入ありがとうございました。  ...

Read More