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furusu | FURUSU-古巣家具 - Part 23
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箸つくりに挑戦

普段、あたりまえのように使っている箸。 そういえばこれも木だ、作るのって難しいのかな? ネットで調べると箸にも色々な種類があると分かった。 軽い気持ちで作ってみたが、これが難しい。 一つに材が細くて小さい事。大きな物をつくってきた者にはなかなか慣れない。 二つに両箸が均等な大きさにするのも意外と難しい。 治具を改良しながらどうにか形にはなった。丸型と4角形と8角形はどうにかできるようになったけど 7角形がでいない。いびつになってしまう。7角形は又の機会にするとして できた箸を使ってもらう事にした。 ちなみに、塗料はしないで大丈夫なのかお試し中。 商品にする予定はないけど、作ってみて勉強になったと思う。                   写真 手前から鉄刀木、タモ、ホワイトアッシュを使用。                           鉋掛けの様子。治具改良は3回目。...

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収納たっぷり、米松のデスク

お世話になっている工務店さんか作りつけのデスクと椅子の注文です。 材は柔らかい色の米松の板目。パソコン用デスクに使うい収納スペースをできるだけ設けてほしいとのことでした。 使ってないときは目立たないようにしてほしいとのことで、出っ張らない平らなデザインに決定。                       キーボード用の引出しと、作業に使う資料用の引出しをつけました。                           椅子の中にもたっぷり収納できます。                     出っ張らないデスクの完成。 目立たないように、活躍してほしいです。        ...

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桟の再利用

材木を積むのに必要な桟。 桟を入れて積むことで風通しをよくして早く木材を乾燥させるのです。 木材を買う都度一緒についてくるので、大量に余ってしまう。でも捨てるのはもったない。 そこで思いついた利用方法は壁材に。 下の写真は工場のトイレ改造中の時。                           桟をの幅と厚みを一定にして、長さをランダムにしてみました。                       接着剤とタッカーで壁面に仕上げていきます。                           なんだかレンガみないに。塗装して着色する予定だったけど しばらくこのまにしておこうかな。また色褪せたら考えよう。 余った桟が少しだけ片付いたかな。...

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自社製クランプ

接着のときに活躍する道具、クランプ。 うちでは自社製で、長く愛用している。 すでに引退された大先輩が若い時に作ったもので、いつ作られたか定かではない。 80個以上もあって、材は堅い楢や樫で作られいて、壊れる事はほとんどない。 昔の職人は道具も手作りが当たり前だったんだなぁ。 なんだかウツボに似ている愛着のあるやつです。                 クランプ用スタンドも年季が入っている。  ...

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黄金比組子。後編

完成!黄金比組子のオリジナルドア。 写真は取付後のもので、ご主人が撮影してくれました。 素敵な部屋の雰囲気にマッチしていて、良い感じに納まりました。 「和と洋、どちらにでも合うデザインで本当に注文して良かった」と高評価でこれまでの苦労が報われました。                           材料は米松。ドアノブは、ドアに合うように昔からあるタイプの真鍮製のもの。                           表と裏と両面に曲げ組子を入れています。                           当初はできるかどうか半信半疑だったけど、完成できてよかった。 曲げ木で失敗が続いた時は、できないかもと心が折れそうになったことも。 でも、注文主の期待に応えることができて本当に良かったです。 今回えた経験は、今後に活かせそうです。 ご注文ありがとうございました。      ...

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黄金比組子。前編

ダイニングの改装にともなって、ドアのオーダーを素敵なご夫婦から頂きました。 ヒヤリングでは、具体的な要望はなくこちらから提案して決めていくことに。 そこで、好きなインテリアや好みのイメージなど聞いて、自分なりに部屋の雰囲気に合うデザインを提案しました。 そこで気に入ってもらったのが黄金比の図を取り入れたデザイン。 ※黄金比とは自然界に隠された不思議な比率で、オーム貝の渦模様やシダ植物の渦巻きの黄金比は有名です。 人にとっても最も美しい比とされており、絵画や建築物に使われているようです。 1:1.618の長方形を正方形に分割していき、その対角点を曲線で繋げものが黄金比の図です。                   ドアのデザインはこの図を四つに合わせています。                                 実は、この案を提案したとき実際にこの形ができるのか半信半疑。 そこで、完成までしばらく時間をもらい、試作から挑戦することに。 なんといっても、難題はRが徐々に小さくなっていくのをどのように割れず曲げるのか。 しかも材は、曲げ木に適しているとは言えない米松です。 そこで曲げるために治具を作って、材を蒸して早速トライ。                       予想どおり、上手くいかない。小さいRは割れ、大きなRはなんだかいびつ。 そこで、材の蒸し方を変え、アイロンとアルミホイルを使って蒸すことに。 この方法だと、蒸し機に入れて治具にセットするよりも、材の乾燥を抑えてくれ 曲がるまで材を蒸した状態に保ってくれます。 (この方法は、アイロン曲げと言って兵庫の木工作家さんが考えられた方法です。 すごいアイディアで、シンプルな方法なのに成功率は高く、曲げ木の可能性が広がる。すばっらしいアイディア) 治具を改良して、アイロン曲げでトライ。                                     最初よりは、だいぶ曲がるようになったけど、やはり割れが数か所でてしまう。               また、治具の作りなおし。もっと正確に綺麗に曲がるように工夫しないと。 ピンを差して曲げることを辞め全て面で抑えて曲げを形作る事に。 何度かトライして、どうにか曲がるようになったけど、やはり割れがどこかで出てしまう。 どうやら問題は曲げる方法にあるようなだ。 もう一度、曲げ木の基本に戻って考えると、太い材を曲げる時に使う鉄の帯板を 2回転するような曲げ木に鉄の帯板を使うのは 困難と勝手に判断していました。考えを改めて思いついたのが結束用PPバンド、 これなら自由な形に沿わせて使えるのでは。                             熱いうちにいっきに曲げないと、綺麗に曲がらない。 治具を回しながら曲げていきます。                   全部が成功するわけではないけど、成功する確率が高くなった。 蒸しの時間を変えてみたり、できるだけ目が真っ継ぐな材を使うなど工夫して、 どうにか理想の形に曲げることに成功。                       一晩、治具にセットしたまま乾燥させて、枠に組んでいきます。 綺麗に曲げるまで、苦戦したけど最終的に曲がってよかった。 曲げ木でそうとう時間を使ってしまった。ドアの制作を急がなくては。。             ...

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過去の作品とご対面。

以前、家具一式のオーダーを頂いた方の家に久々にお邪魔しました。 制作してから5年ほど経過して、どんな感じになっているのかずっと気になって 久々の対面に少し緊張してたのですが、大切に使ってもらえていることもあり家に馴染んでいて、一安心。 経年変化もさほど感じずに、若干濃くなってきているかなという程度でいい感じ。 納品後に作った物と会う機会はあまりなく、今回見れてよかった。 使ってくれてる方が大切に扱われていることにも感動でした。 これからも大切に使ってもえれよ。                     タモの飾り棚。普段の様子をカメラで撮る予定が、かたずてくれました。     タモの文机。脚と天板の接合が難したった。                     栓のデスク。タモより少し白いのが特徴。                     タモのTV台。無垢材の質感をだすたに耳の部分はそのままに。   ...

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牛の角

  革ジャン専用のハンガースタンドの試作。 革工芸作家さんとの会話がきっかけで、アイディアが浮かんで作ることに。                     革ジャンを飾るためのハンガースタンドという目的でデザインはシンプルで先端が牛の角のよう決めて すぐにできて試作に。 難題は曲げ木で、ハンガーをかけるS字に曲げようと試みるけど、 これがなかなか、何度やっても割れしまう。蒸しの時間を調整してみたり、 曲げる道具の治具を色々作ってみたりと。 結局、今のレベルでは満足できる形にはできず、断念することに。 悔しいけど今回は、曲げ木をやめパーツにに分けて形つくることに。 でも、曲げ木には今後も挑戦していくつもり。 写真は集成で薄くした材を4枚重ねて作ったもの。 これを、一つの木で曲げたい。                      ...

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無双窓の開戸

  古くからある木のブラインドの無双窓がついた建具。                           ガラスがない時代、窓代わりとして使われた窓で、板をスライドすることで 開閉する仕組みです。古い建物ではまだ見かけることも。 日本最古の芝居小屋、旧金毘羅大芝居の金丸座に行ったとき、化粧室の通路に も使われいるのをみかけました。 そんな、無双窓を開き戸に入れ込んだ建具です。 作ると時に、特に気をるけるのが無双窓のスライド加減、 戸自体を開け閉めするときは無双窓がぐらつかいように、 でも無双窓を動かすときはスムーズにスライドするように丁度な加減が難しい。 一度組んだら調整ができないんでね。  ...

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お魚鍋敷き

組子で魚の鍋敷き作ってみました。                   ひし形の組子を作っているとき、ふと魚に似てるなとおもったのがきっかけです。 思い立ったらすぐに作りたくなる衝動を抑えて、しっかり製図して制作開始。 使わないときは、壁に吊るしておけば魚が釣れたようにみえるかなと、そこでくちには紙紐をつけてみました。 とりあえず試作品を10個ほど作ってみました。 回りの反応は、微妙。 鍋敷きと使うには問題はないのだけどね。      ...

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